経済、経営情報を提供

「同胞経済研究」創刊

商工連合会経済研究室編集


 在日同胞商工人と商工会の役員、職員らに経済と経営の情報を提供する季刊誌「同胞経済研究」が6月5日、在日本朝鮮人商工連合会から発行された。編集は同連合会経済研究室。

 A4版約60ページで、創刊に際しての理事長のあいさつ、4月に実施した同胞企業の定期景況観測、朝鮮大学校政治経済学部の呉民学講師による誌上講演「2001年日本経済の動向と同胞企業の対応策について」、同校経営学部の金美徳講師のレポート「日本のベンチャー企業と在日コリアン企業の比較研究―アントレプレナーシップ(起業家精神)の分析を中心に」、ゴーイングコンサーン株式会社の相川康弘代表取締役社長(CEO=最高経営責任者)のレポート「 戦略財務 の実践方法」、解説と資料―6.15共同宣言履行過程などが掲載されている。理事長はあいさつで、新時代の同胞企業の経営と商工会運動のニーズに応えられる情報誌として発展させていきたいと述べている。

 なお、編集を担当した経済研究室は、同胞企業を取りまく厳しい経済環境とIT(情報技術)革命、経済の国際化が進む状況の中で、21世紀における同胞商工人の一層高まる期待に応えるため、機構改革の一環として新設された。

 また、同胞企業と商工会の活動に資する研究(論文、レポートなど)を募っている。氏名、所属、連絡先、履歴、主な実績などを添えて、Eメール(soksin@korea fci.com)またはFAX(03・3844・3430)で。

 購読料は1冊1000円、年間(3、6、9、12月の4回)4千円。詳しくは同研究室(03・3844・4111)まで。

日本語版TOPページ

 

会談の関連記事