立法で謝罪・補償を

性奴隷被害者ら集会


 「戦時性的強制被害者問題解決促進法案」の早期制定を求める緊急国際集会が5日、東京・霞ヶ関の弁護士会館で開かれ、訪日した南朝鮮、フィリピン、台湾の性奴隷被害者と国会議員、市民団体のメンバーらが参加。早期の審議開始を訴えた。

 旧日本軍の「慰安婦」として性奴隷生活を強いられた各国の女性たちに国として謝罪し、補償する目的の同法案は、民主、共産、社民の3党が共同で参院に提出したが、29日の閉会を前にまだ審議入りしていない。

 フィリピンの被害者、アモニタ・バラハディアさん(73)は「人間としての尊厳を否定されたまま。立法による名誉回復が最後の願いだ」と話した。

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