朝鮮最高人民会議常任委員会の祝電


 朝鮮最高人民会議常任委員会が24日、総聯第19回全体大会に寄せた祝電は全文次のとおり。

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 朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議は、希望に満ちた新世紀の最初の年に在日同胞と祖国の人民の大きな関心と期待の中で開かれる在日本朝鮮人総聯合会第19回全体大会に際し、大会参加者と全在日同胞に熱烈な祝賀を送ります。

 総聯第18回全体大会からこんにちにいたる過去3年間、祖国ではもっとも困難だった「苦難の行軍」を勝利のうちに終え、統一され富強繁栄するチュチェの強盛大国を建設するための荘厳な社会主義赤旗進軍の道に進んだ栄えある勝利の道程でありました。また総聯と在日同胞にとっては、内外反動のたび重なる破壊策動を打ち砕き、一心団結して総聯組織を死守し、在日朝鮮人運動を新たな高い段階へと強化発展させていける土台を築いた誇らしい期間でありました。

 総聯は、急変する情勢の要求に即して組織内にチュチェの思想体系と指導体系をしっかりと打ち立て、すべての活動において主体性と民族性をしっかり守り、金日成主席の愛国遺産である総聯をチュチェの愛国組織としてよりしっかりと固めました。

 とくに、変化した環境と実情に即して活動方法を根本的に転換し、新世代をはじめとした各階各層の同胞大衆の間に深く根付いた威力ある大衆的愛国組織として総聯を拡大強化するための活動において、大きな成果をあげました。

 総聯は在日同胞の熱い愛国愛族の熱意を積極的に呼び起こし、社会主義祖国の富強繁栄のために愛国至誠をすべて捧げ、祖国統一3大憲章と北南共同宣言の旗印のもと、民族団結のための活動と統一運動を力強く繰り広げ、祖国の自主的平和統一偉業の実現に大きく寄与しました。

 朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会は、総聯が総括期間、たび重なる試練と難関を揺るぎない愛国の信念と意志で克服し、在日朝鮮人運動を絶え間なく強化発展させ、祖国と民族の前に輝かしい愛国的偉勲を打ち立てたことを高く評価しながら、すべての総聯活動家と在日同胞に熱い感謝を送ります。

 総聯第19回全体大会は、在日朝鮮人運動を開拓して勝利のうちに前進させてきた20世紀を締めくくる過去3年間の愛国運動を誇り高く総括し、21世紀総聯愛国偉業の新たな里程標を示して、総聯隊伍の団結した威力と必勝不敗の気概を誇示する団結の大会、忠誠の大会です。

 すべての総聯活動家と在日同胞は、今後も新世代を中心とした広範な同胞大衆を固く結集させ、総聯愛国運動を一段階高い段階へと発展させて、祖国の隆盛繁栄と自主的統一を成し遂げるための聖なる偉業遂行において自己の栄えある使命を果たしていくべきでしょう。

 こんにち、わが祖国と民族はその歴史において最も輝かしい強盛復興の新時代を迎えており、チュチェ革命偉業と総聯愛国偉業の前途には勝利と栄光だけがあることでしょう。

 朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会は、総聯第19回全体大会が21世紀の主体的な在日朝鮮人運動の発展における新たな跳躍台を整える画期的な契機となるだろうと確信しながら、大会活動においてより大きな成果があるよう願っています。

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