動き―朝鮮半島
民主朝鮮、小泉首相の靖国参拝発言を非難
民主朝鮮15日付は小泉純一郎首相が靖国神社に参拝すると明言したことと関連して署名入りの論評を掲載し、これを非難した。 論評は、小泉首相の発言は、彼自身が海外侵略の道を歩んだ者に憧れ、今後も日本を軍国化の道へ導く政治的な思惑を持っていることを自らさらけ出したものだと指摘した。 さらに、「新政権の右翼、保守的な性格と反動的な輪郭が明確になればなるほど、日本はより右傾化され、軍国化も促進されるだろう」と強調。世界の多くの国々が日本の動きに大きな憂慮を抱いており、「時代の流れに沿って平和の道に進むのか、または時代に逆行し、軍国主義再生の道に進むのか、正しい選択をしなければ日本は滅びる」と警告した。 米大統領のミサイル防衛システム樹立発言を糾弾 労働新聞13日付は、ブッシュ米大統領が米国防大学の学生たちの前で1日に行った演説で、「ならず者国家」から米国と同盟国を保護するためにミサイル防衛システムを樹立すると公言したことを糾弾する要旨次のような論評を掲載した。 ブッシュ政権は、ミサイル防衛システム樹立の決定によって平和の破壊者である自らの正体を世界にあますことなくさらけ出した。 世界の平和を保障する方途は、米国のミサイル防衛システム樹立にあるのではなく、核軍縮にある。 米国は、自主的な立場を堅持して米国の干渉に反対する国に「危険国家」「ならず者国家」のレッテルを張り、これらの国からの「脅威」を防ぐためにミサイル防衛システムを樹立すべきだと唱えているが、最大の危険国家、ならず者国家は力で合法的な主権国家を圧殺しようとする米国だ。 われわれは、米国が朝鮮の「脅威」にかこつけてミサイル防衛システムを展開するなら、強力な対応措置を取るであろう。(以上朝鮮通信) |