同胞コミュニティー東西南北
楽しく、仲間増やす場に
朝青札幌支部 バスケットボールクラブ
ここに注目! |
◆部員数を増やす |
◆北海道初中高バスケ部の強化に一役 |
◆市民大会にも出場 |
◆中央体育祭での活躍目指す |
男女合わせて約10人のメンバーが毎週土曜日の夜、北海道朝鮮初中高級学校の体育館で練習に励んでいます。様々な立場の、様々な地方の出身者が集まっているのが特徴で、例えば主将の私は九州出身の朝銀マンですし、東京出身の北海道朝高教員もいます。山梨から来て北海道大学の大学院で学ぶ、日校出身のトンムもいます。
朝青札幌支部には元々サッカークラブがあり、現在も週2回練習を行うなど活発な活動を続けています。サッカーで汗を流しながら交流を深める彼らをうらやましく思っていたある日、得意なバスケットボールで札幌同胞青年の輪を広げられないかと仲間を募ってみることにしました。「バスケットなら初心者でもできそうだ」とみな思ったのか予想以上に反応がよく、思ったより多くのメンバーが集まりました。今年3月から練習を始めています。 クラブのモットーは「まずはみんなの顔を覚えて仲間を増やし、楽しく体を動かすこと」です。なので未経験者も経験者にアドバイスを受けながら、気軽にプレーを楽しんでいます。 これからの目標は第1に、もっと部員を増やすこと。また北海道初中高のバスケットボール部と交流しながら、同部の強化にも一役買いたいと思っています。実は指導教員がわがクラブのメンバーなのです。練習場所も同じなので、みな生徒たちとは顔見知りです。経験者がアドバイスしたり、交流試合も行うつもりです。 また、市民大会などにも出場し、試合の醍醐味も共有しあっていく予定です(ちなみにサッカー部は去年の市民大会で3位。負けないようがんばります!)。 そして、毎年秋に行われている朝青中央体育祭で北海道の名を広めることができるよう、練習に励みます。北海道の同胞青年同士のきずなをよりいっそう深めながら、楽しくやっていきたいと思います。(皇甫元泰主将) |