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東アジアグランプリホープス卓球選手権国際招待大会

男子個人戦で朝鮮(リ・ヒョク選手)が優勝/女子個人、団体(男女)は銅

 東アジア各国・地域の12歳以下の少年少女が毎年しのぎをけずる、第10回東アジアグランプリホープス卓球選手権国際招待大会(21〜22日、神戸市中央体育館、日本卓球協会主催)に出場した朝鮮のリ・ヒョク選手(12)が、男子個人戦で優勝した(写真中央)。朝鮮の選手が同大会男子個人で優勝するのは初めて。7歳の頃から卓球を始めた李選手は、「これからも国際大会で金メダルを取りたい」と抱負を述べた。一方、女子個人戦のキム・オクヒャン選手(12)と、団体戦で男女が、それぞれ銅メダルを獲得した。
 今大会には、南北朝鮮、中国、日本、モンゴル、台湾、香港、マカオから計10チームが出場した。大阪で行われた第8回大会(1999年)で女子団体戦初優勝、男子団体戦準優勝に輝いた実績がある朝鮮からは、今回、男女それぞれ5人ずつ計10人が出場。大会開催中、会場には近畿地方の同胞とウリハッキョ児童・生徒が応援に駆けつけた。

金剛山歌劇団、朝大舞踊部、「セマチ」

「剣の舞」「農楽」に大きな拍手/渋谷・鹿児島おはら祭に出演

 金剛山歌劇団と朝鮮大学校の舞踊部、民族打楽器演奏サークル「セマチ」のメンバー約30人が22日、国立代々木競技場・第1体育館(東京・渋谷区)で行われた第4回渋谷・鹿児島おはら祭(主催=同大会運営委員会)の、国際交流芸能フェスティバルに出演した。

 世界各国の伝統舞踊を紹介する場で、朝大舞踊部は「剣の舞」、「セマチ」と歌劇団のは農楽を披露し、6000余人の観客から大きな拍手をあびた。

 この後同メンバーは、JR渋谷駅前で行われたパレードにも参加(写真)。大勢の見物客が見守るなか、関東と鹿児島から駆けつけた総勢2000人、64の踊り愛好グループに混じり、民族打楽器を打ち鳴らしながら踊り歩いた。「セマチ」の崔明仙さん(3年)は「1人でも多くの人に朝鮮文化の素晴らしさを知ってもらいたい」と語っていた。

 おはら祭は鹿児島県の祭り。渋谷・鹿児島おはら祭は、関東に住む約100万人の鹿児島出身者が東京でも楽しもうとはじまった。歌劇団、朝大生の出演は、同実行委員会側の要請で実現した。

朝鮮の統一遂げよう/和歌山で朝・日友好フェスタ

 「21世紀 日本・コリア友好フェスティバル―和歌山から全国の仲間へ―」が15日、和歌山朝鮮初中級学校で開かれ、700余人が集まった。総聯和歌山県本部、日朝友好連帯県民会議などによる実行委員会(実行委員長=藤田利章県民会議委員長)が主催、和歌山市が後援した。同胞と日本市民が朝鮮の統一を支持する共同イベントを開くのは和歌山では初めて。

 会場ではまず、日本教育書道連盟教授の木村憲次さんがハングルで、「南北平和統一」と書き初めをして「ワンコリア」をアピール。校舎には統一旗が掲げられ、会場にはキムチやチヂミなど朝鮮料理の売店が並ぶなど友好ムード一色だった。グラウンドに設置された舞台では、同校生徒によるカヤグムの合奏やチマ・チョゴリファッションショーが披露された。

メーデー共同行事/北南の労働団体

 メーデー記念行事の共同開催と関連した北の朝鮮職業総同盟、南の民主労総、韓国労総の3者間による実務接触が20〜21日、金剛山で開かれた。30日、南から労働者約500人が金剛山入りし、5月1日にサッカー交流試合や綱引きなどのスポーツイベントを行うことになったという。

 一方、北の農業勤労者同盟と南の全農も6月15日に平壌で統一大討論会、25日に金剛山で端午節の行事を開くことで合意し、準備に入っている。

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