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第19回4月の春親善芸術祭典が閉幕

在日朝鮮人芸術団などに団体賞


 金日成主席の誕生日である太陽節(4月15日)を記念して10日から平壌で行われていた第19回4月の春親善芸術祭典が18日、閉幕(写真)し、その祝典閉幕式が同日、平壌の4.25文化会館で行われ、世界各国の政府文化代表団と代表、芸術家、海外同胞芸術家と、第4回現代と民族芸術に関する美学討論会に参加した各代表団と代表が出席した。最高人民会議常任委員会の楊享燮副委員長と幹部が出席した。

 閉幕式では、同祝典授賞式が行われ、ロシア国立アカデミー内務省協奏団、中国、モンゴル、在日朝鮮人、在中朝鮮人の各芸術団に団体賞が授与された。また2人に芸術賞、10人に創作賞、73人に個人賞、51の演目にアンサンブル賞、4人の海外同胞に功労賞が授与された。

 続いて金正日総書記に送る祭典参加者の感謝の手紙が採択され、祭典参加者に送る朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会の感謝文が伝達された。祭典組織委員会の張徹委員長が閉幕の辞を述べ、閉幕式に続き、閉幕公演が行われた。

第14回アジア柔道選手権/モンゴル

リ・ギョンオク 女子48キロ級で朝鮮優勝 ほか3選手もメダル

 14〜15日、モンゴルのウランバートルで開催された第14回アジア柔道選手権大会(主催=アジア柔道連盟)の女子48キロ級で、朝鮮のリ・ギョンオク選手が優勝し、女子最優秀選手に選ばれた。

 同大会には、北南朝鮮をはじめ、インド、カザフスタン、イラン、日本など、アジアの20余ヵ国から140人の選手が出場。朝鮮ではほかに、リ・ミョンファ選手が女子57キロ級で銀メダル、チ・ギョンスン選手が同63キロ級、ウォン・ヨンチョル選手が男子68キロ級で銅メダルをそれぞれを獲得した。リ・ギョンオク選手は、今年2月のドイツ国際大会(ミュンヘン)で3位、リ・ミョンファ選手とチ・ギョンスン選手は、昨年のアジア選手権(大阪)でそれぞれ3位と2位の成績をおさめている。

祖国から教育援助費、奨学金/147回目、2億4660万円

 【平壌19日発朝鮮中央通信=朝鮮通信】金正日総書記が総聯の民主的民族教育事業の発展のために日貨で2億4660万円の教育援助費と奨学金を送った。金日成主席と金正日総書記が在日同胞子女のために送った教育援助費と奨学金は、これまで147回にわたり、日貨で446億396万3000円に達する。

冷戦思考改めよ/労働新聞がブッシュ政権批判

 労働新聞19日付は、「冷戦式思考と行動方式によって得るものはない」と題し、米ブッシュ政権の強硬な外交政策を批判、冷戦式思考と行動方式を捨て、新世紀の要求に合わせて対朝鮮敵視政策を転換すべきだと促す長文の論文を掲載した。

 論文は、核やNMD(国家ミサイル防衛システム)など、力によって唯一超大国になろうとする米の覇権主義的政策を強く批判し、「冷戦への復帰を試みるブッシュ行政府の強硬派が、その構想実現の最初の具体案として掲げたのが、反帝自主的な諸国、とくに米国の専横と干渉を一切許容せず、自主権を守っていく朝鮮を孤立圧殺するための強硬策の樹立だ」と指摘した。そして、「新世紀に入ったこんにち、核やミサイルという兵器の『力』が決して米国の固有な独占的特許権として存在せず、米国の核基地も決して難攻不落ではない。…われわれは戦争にも対話にも準備できている」と警告し、早急な政策転換を促した。(朝鮮通信)

米訓練に遠法性=^ソウル地裁、梅香里住民に勝訴判決

 報道によると、京畿道華城郡梅香里の住民らが、当局を相手取って南朝鮮駐屯米軍の爆撃訓練などによる被害の損害賠償を求めていた裁判でソウル地裁は11日、「国家は住民に1億3200万ウォン(約1260万円)を賠償せよ」と原告勝訴を言い渡す判決を下した。

 南朝鮮駐屯米軍は、52年から梅香里の中心地にある農地約29万坪と近隣の海上690万坪を空軍射撃場として使用してきた。

 その間、米軍の誤爆などによって人命被害や家屋損壊、騒音被害などがもたらされ、住民らは当局に訓練場の移転や韓米行政協定(SOFA)の改正などを求めてきたが、改善されておらず、現在も訓練は続けられている。

 判決は、騒音被害など米軍の訓練には違法性が認められるとした上で、対策を怠ってきた当局に損害賠償責任があると明らかにした。

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