太陽節で多彩な記念行事
金日成主席誕生89周年 中央報告大会
親善芸術祭、国際マラソンも/平壌
在日朝鮮人中央大会
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平壌市青年学生と外国ゲストらも参加した大夜会(13日金日成広場) |
金日成主席の誕生日である太陽節(4月15日)に際し、中央報告大会、第19回4月の春親善芸術祭、第14回「万景台賞」国際マラソン競技大会など、平壌では数々の記念行事が行われた。
14日、平壌の4.25文化会館で行われた金日成主席誕生89周年記念中央報告大会には、朝鮮労働党中央委員会の委員と委員候補、最高人民会議代議員、党、武力機関、政権機関、省、中央機関、社会団体の活動家、統一愛国闘士の非転向長期囚、朝鮮人民軍の将兵、科学・教育・文化芸術・保健、出版報道部門の活動家、抗日革命烈士の遺族、市内の勤労者、また在日本朝鮮人代表団をはじめ各国の海外同胞代表団と僑胞人士、「韓国民族民主戦線」平壌代表部代表らが参加。駐朝各国外交代表と外国のゲストが招かれた。 最高人民会議常任委員会の金永南委員長が報告し、朝鮮民族と人類の運命開拓において偉大な転換の新しい歴史を創造して自主時代の年代記に不滅の功績を刻んだ主席の業績を称え、「すべての人が心を一つにして全力で奮闘し、統一された強盛大国で全同胞が幸福を享受できるようにと願っていた主席の願いを1日も早く実現させよう」と呼びかけた。 また在日本朝鮮人代表団の崔秉祚団長(総聯中央財政委員長)が演説した。 なお、各道・市・郡、連合企業所と人民軍陸海空軍部隊でも同日、報告大会および報告会が行われた。 第19回4月の春親善芸術祭が10日、平壌の4.25文化会館で開幕した。 同芸術祭は太陽節に際し、1982年から毎年、世界各国の芸術家が出演して行われているもので、今回まで延べ800余ヵ国・地域の1300余の芸術団体、5000余人の芸術家が参加してきた。 連日、市内各劇場で各種公演が行われる中、13〜14日には、ロシア、モンゴル、スペイン、中国、ベトナム、モルドバ、インド、インドネシア、スロバキア、ウズベキスタン、日本など計46ヵ国、84の芸術団体が出演したジョイント公演が万寿台芸術劇場、烽火芸術劇場、青年中央会館、東平壌大劇場、尹伊桑音楽堂でそれぞれ行われた。 一方、15日に行われた第14回「万景台賞」国際マラソン競技大会には、ロシア、米国、中国、ニュージーランド、スイス、イギリス、エチオピア、アイルランド、日本など、フルマラソンとハーフマラソンを合わせて24ヵ国、500余人の選手が出場。フルマラソン男子では朝鮮のキム・ジュンウォン(2時間11分48秒)、同女子も朝鮮のチョン・ヨンオク(2時間28分31秒)がそれぞれ優勝した。 同大会のスポンサーを、イタリアのスポーツ大手メーカーのFILA、オランダのビールメーカーであるハイネケン、イギリス経済専門紙ファイナンシャル・タイムスなどが務めた。 ほかにも、子どもたちや青年学生、勤労団体の各芸術公演や夜会、映画上映旬間、討論会、美術展、金日成花展、記念切手の発行など、多彩な行事が催された。 金日成主席誕生89周年記念在日本朝鮮人中央大会が14日、東京・北区の東京朝鮮文化会館で開かれ、総聯中央の徐萬述第一副議長、許宗萬責任副議長をはじめ各副議長、局長、中央団体・事業体の責任者、関東地方の活動家と同胞、青年学生らが参加した。 徐萬述第1副議長が演説し、主席の指導のもとで総聯と在日同胞は組織を整備し、民族教育を発展させ、同胞の生活と権利を守る活動、祖国の統一と富強発展のための活動を力強く推し進めることができたと指摘した。 そして、すべての活動家と同胞が団結して大衆的革新運動を力強く展開して成果をもたらすことで、5月の総聯第19回全体大会を輝かせようと呼びかけた。 |