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太陽節記念「朝鮮青年たちの大運動会2001」―東京

広がれネットワーク=^5支部4機関の同胞青年ら150余人が参加

 太陽節を記念する「朝鮮青年たちの大運動会2001」(主催=同実行委員会)が15日、東京・豊島区の時習小学校で行われ、豊島、板橋、北、中野・杉並、文京・千代田の各朝青支部と出版会館、都商工会、商工連、朝信協の朝青に所属する同胞青年150余人が参加した(写真)。同運動会は朝青豊島支部の金一R委員長が「より多くの同胞青年が集まる場を提供することで、互いの交流を深め、朝青のネットワークを広げよう」と提案したもの。2年前から同支部主催のバレーボール大会で交流のあった支部や各機関が協力して実現した。

 参加者は7チームに分かれ、バレー、バスケット、ドッヂボールを楽しんだ後、この春大学、高校、専門学校などを卒業し、大学生や社会人として新たなスタートを切った朝青員たちの門出を祝い、祝杯をあげた。今年3月に東京朝高を卒業した姜徳哲さん(18、板橋支部)は、「支部というと固いイメージがあったが、今日はすごく楽しかったし、朝青の先輩たちのパワーを感じた。これからは積極的に支部の活動に参加していきたい」と感想を述べた。

日本市民の姿に希望

歴史わい曲教科書に抗議/南の金泳鎭議員ハンスト終える

 「新しい歴史教科書をつくる会」の中学歴史教科書の検定合格に抗議し、11日から日本の国会前でハンガーストライキを続けてきた南朝鮮の金泳鎭議員(新千年民主党、国会朝餐祈祷会会長、世界基督議員連盟総裁、国際農林漁業議員連盟会長)が16日、6日間の断食闘争を終えた(写真中央)。この間、昼夜の寒暖差が激しい中、屋外に座ったままで水しか口にしていなかったため健康状態が悪化し、ドクターストップがかかっていた。

 金議員は10日、歴史教科書わい曲の再修正を求めて国会朝餐祈祷会に所属する3人の議員と共に訪日。衛藤外務副大臣に会ったが、「民間次元の歴史教科書諸問題に政府が干渉することはできない」と一蹴され、ハンスト突入を決意した。この間、社民党の土井たか子党首をはじめ50余人の国会議員、多くのキリスト教関係者、日本の市民団体、在日同胞らが金議員を激励に訪れた。

 金議員は「南北の全同胞と在日同胞が力を合わせ、20世紀の罪を21世紀に再現しようとする反歴史的な日本の動きに屈してはならない」「激励してくれた多くの日本の議員、市民らの姿に希望を感じた」などと語っていた。日本キリスト教協議会はすでに東京、名古屋、大阪、沖縄の4ヵ所でハンストを開始しており、金議員の後を引き継ぐ。

米・南の「連合演習」非難/朝鮮外務省代弁人談話

 朝鮮外務省スポークスマンは16日、米と南朝鮮の軍事当局が20日から、「朝鮮半島危機の際、米本土を含む米軍の効率的な戦力支援を図るため」の「連合戦時増援演習」を実施することを非難し、要旨次のような談話を発表した。

 同演習は、「戦争勃発の初期状況」を仮想して「実戦と同一レベル」で、朝鮮半島とその周辺、太平洋全域の多数の米軍兵力を動員して行われる。これは、執権当初から対朝鮮強硬論を連発しているブッシュ政権が、実践へと一歩踏み出すことを示す。米国はこの演習を通じ、北南関係と朝鮮半島情勢を北南共同宣言発表前の対決状態に逆戻りさせることで、民族の自主統一機運を阻み、全朝鮮支配への野望実現に向け有利な雰囲気を作ろうとしている。

 また南朝鮮当局が米に同調して今回の演習に加担するならば、それは北南共同宣言に対する露骨な背信行為となる。 (朝鮮通信)

教育補助金増額/群馬の2市1町

 群馬県館林市、太田市、大泉町が、群馬朝鮮初中級学校の児童生徒保護者に支給している補助金を4月からそれぞれ引き上げた。

 館林市は、初中ともに同校児童・生徒1人当たり年間6万円だった支給額を初級部10万円、中級部12万円に、太田市は、初中ともに5万円を6万円に、大泉町は、初級部3万8200円を5万円に、中級部生6万9240円を8万円に、それぞれ増額。県下同胞らは、各市長、町長らに補助金増額を要請してきた。

人道支援訴え/WFP駐朝代表

 報道によると、国連・世界食糧計画(WFP)のデビッド・モートン朝鮮駐在代表は16日、北京で記者会見し、朝鮮の昨秋の収穫が必要量480万トンを180万トン下回る300万トンだったと明らかにした。同代表は主な理由として肥料不足や旱ばつの影響をあげ、34万9370トンの人道支援が必要だと訴えた。

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