同胞コミュニティー東西南北

仲良く、家族のように

留学同埼玉地方本部

ここに注目!

◆4月中に川越合同支部結成
◆大学内にサークル
◆学園祭で「統一音楽祭」、統一気運高める

 留学同埼玉地方本部は埼玉、群馬、栃木県下の大学・専門学校に通う同胞学生の輪を広げるため、1996年10月に結成され、今年で5年目を迎えるまだ若い本部です。現在、埼玉大学を中心とし、宇都宮線、高崎線沿線を管轄する埼玉大学支部があり、4月中にも川越線、東武東上線沿線を管轄する川越合同支部が結成されます。

 当初は名簿もなく、人集めに苦労しましたが、最近は盟員も増え、その活動もますます幅広く、楽しくなってきたところです。メンバーは日高卒が六割、朝高卒が四割を占めます。一時は女の子ばかりでしたが、最近は男の子も増え、力強さも増してきました。

 昨年は、朝鮮料理を作ったり、1世同胞との座談会を開くなど、先輩たちが守り、発展させてきた民族性をしっかり受け継ぐための行事を多数行ってきました。

 普段は毎週1回、学習会を行い朝鮮語を学んでいますが、学習目的で集まってもついつい話し込んでしまいます。とにかく仲が良く、家族のようなのです。ここぞという時は皆が一丸となります。

 昨年の夏は、全国の同胞学生が参加するサマーセミナー「マダン」で歌舞団バリの歌を披露しようということになり、北関東朝鮮歌舞団の指導のもと、毎日夜遅くまで歌い続けました。本番ではチマ・チョゴリに身を包んだ女の子たちが、文化公演のオープニングを見事に務めることができました(チョゴリを着ただけで、歌までうまくなった気分でした)。

 今年はより多くの同胞学生とつながりを持つため、大学にサークルを作ります。今は入学のシーズンなので新入生にビラを配り、留学同をアピールしています。また、統一の気運を高めるため、秋の学園祭で「統一音楽会」のような行事も開催します。ホームページ(http://saitama.m78.com)の質もさらに高めます。(金暎玉、川口市立看護専門学校2年生)

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