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大阪の焼肉チェーン、長崎屋の子会社買収

 関西を中心に焼肉店「でん」を展開するビストロゼンショク(大阪府茨木市)は5月、会社更生手続中の長崎屋の外食子会社、おあしす(東京都中央区)の郊外型レストラン事業を買収する。取得額は20億円弱と見られる。買収により、関東での事業基盤を強化する。

 5月1日付で、おあしすが南関東を中心に展開する郊外型洋食店「アイポップ」など32店の営業権を取得する。取得する店舗のうち、長崎屋店内に入居している2店とビストロゼンショクの既存店と商圏が重なる店舗は、地権者と交渉後、洋食店として残し、ほかは焼肉店に切り換える。

 まず、引き渡しを受ける5月初旬に10店の改装を始め、6月初旬に焼肉店として営業を再開する。残りの店舗はその後、改装に入る予定。(日経流通新聞15日付)

関東のパチンコ業界団体、不正問題で討論

 2月28日に開かれた日遊協東京都・関東合同支部総会で、九州地区で作る4団体協議会の不正機排除システムについてパネル討論が行われた。

 このシステムは、4団体協議会・不正機対策実行委員会が自主的に立ち入り検査を行うというもの。専門調査委員5人が調査に当たる。日遊協九州支部副支部長は「不正機排除は70%達成できたと思う」と経過について報告。

 「ホール、販社、メーカーが一体となって不正対策に当たることは評価に値する」と期待が寄せられた。(パチンコビレッジ13日付)

「焼肉牛王」、新潟から全国に直営店展開へ

 婦人・子供服小売のエマイユ宮本(東京都世田谷区)は、焼肉店「焼肉牛王」を本格的にチェーン展開する。焼肉店のコンサルティングを手掛けてきたが、市場拡大は続くと判断して直営で展開する。

 昨年、新潟県長岡市の中心部のビルに出した1号店、同県小千谷市に出した郊外型の2号店が軌道に乗ったため、近く神奈川県内に出店し、首都圏でも本格展開する。

 「安楽亭」と「牛角」の中間の客単価を設定し、3年後に関東、甲信越で100店程度を展開する意向だ。

 牛王は新潟県産の牛肉を使用。チェーン展開による大量購入を前提に安価に調達したという。長岡店は客単価2380円、小千谷店は家族連れが多いため酒類比率が低く、同1900円。

 新潟県はチェーン系の焼肉店が少ないため、昨年9月に長岡市に直営店を出したところ、月商は1300万円で目標を300万円上回った。
(日経流通新聞13日付)

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