ゴキブリ駆除には

残飯放置しないこと


 その姿、形から不快な印象を与えるゴキブリ。衛生面でも、食中毒原因菌であるサルモネラ菌を媒介すると考えられている。

 現在、日本で記録されているのは約40種。大半が野外に生息しており、衛生害虫として問題になるのはクロゴキブリ、チャバネゴキブリ、ヤマトゴキブリ、ワモンゴキブリの4種である。

 ヤマトゴキブリ以外の3種は南方原産の外来種で、日本に上陸して生息地域をどんどん広げてきた。その要因としては、雑食性であるゴキブリが何でもよく食べること、生殖が旺盛であることなどがあげられる。

 例えば、クロゴキブリの産卵回数は約17回、チャバネゴキブリは3〜10回、ヤマトゴキブリは約25回、ワモンゴキブリに至っては20〜40回である。

  ゴキブリは集団で生活しているので、1匹見つけた時には、背後に20〜30匹はいると考えた方が良い。

 ゴキブリ駆除には、まずエサになる残飯を放置しないことが基本だ。生ゴミはふた付きのゴミ容器に入れ、食品類は容器に収納しておくこと。雑食であるゴキブリは茶殻なども食べることを忘れないように。また、ネズミ同様、巣を作れないよう整理整とんに心がけてほしい。

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