北・南歴史学者共催の討論会・資料展示会

北南歴史学者の共同声明

歴史歪曲、直ちに中止せよ


 日帝の朝鮮占領の不法性に関する北南共同資料展示会および学術討論会に参加した、北南の歴史学者らが発表(1日)した共同声明の全文は次のおとり。(朝鮮通信)

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 日本は過去、朝鮮を軍事的に占領し、植民地支配を実施しながら、罪のない朝鮮人民を野蛮に虐殺し、すべての精神的・文化的財貨と資源をことごとく強奪した。

 これは全世界が公認する歴史的事実である。しかし、日本は「適法性」「有効性」を云々しながら、血塗られた20世紀の犯罪的な歴史を覆い隠そうと策動したあげく、ついに歴史教科書からその足跡すら消してしまう実践段階に入った。

 最近、極右の反動団体である「新しい歴史教科書をつくる会」は、文部科学省に太平洋戦争を「アジア解放戦争」、朝鮮占領が「正当な合併」だと記述し、日本帝国主義が侵略戦争で行った犯罪的な蛮行については一切触れない歴史教科書を提出した。

 そして現在、文部科学省に提出された他の歴史教科書も、日本帝国主義の犯罪的な侵略内容を削除した。

 日本反動層の歴史教科書ねつ造行為は、朝鮮民族とアジア人民に対する耐え難い冒とくであり、日本軍国主義の亡霊をよみがえらせようとする、日本特有の陰険な企みである。

 北と南のすべての歴史学者は、日本反動層の破廉恥な歴史わい曲策動を断固として断罪、糾弾し、これを直ちに中止し、朝鮮民族に謝罪するよう、強く求める。

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