あの時、このひと言


 「政治家の恥ずべき発言が繰り返されるたびに怒りに震える。ごう慢で思い上がっている。日本人が優れていて、アジアは劣っていると見る、戦前からのゆがんだ歴史意識を引きずったままでいる。国際社会からどんなに批判されても、反省しようとしない厚顔無恥な体質にあきれる」(衆院議員の川田悦子さん)

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 「互いに詩を作ってきたのは偶然かもしれないが、統一を願う内容の一致は必然だ」(2月26〜28日の第3次離散家族相互訪問でソウルを訪れたパク・コニャンさん=70。50年ぶりに再会した弟も詩を作ってきていた)

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 「(卒業制作は)国の分断により、別れて暮らさなくてはならなくなった離散家族が板門店で再会するそんな家、場があればという思いで設計しました」「僕の力が役に立つなら、夢は同胞高齢者施設を設計すること」(東京の建築設計事務所で高齢者福祉施設の設計を担当する1級建築士、金光鎬さん=29。1994年の大学卒業制作で、板門店に建てる北南離散家族の面会場を設計した。建物は朝鮮半島をかたどったデザイン)

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