高奉淀著作

出版記念の集い


 40余年間、民族学校の教員として活躍してきた高奉淀氏(大阪市在住)の童謡・童詩集「花のたね」の出版を記念する集いが2月3日、文芸同大阪支部の主催で大阪ピロティーホールで行われた。

 「花のたね」は、著者がこれまでこつこつと書き綴ってきたものをまとめたもので、このほど朝鮮でも出版された。「ノルティギ(板とび)」「こま」「ウリハッキョ にゅうがくする日」など48編の詩が収められ、そのどれからも、朝鮮の子供たちに少しでも自分の故郷を知り、民族の心をもって羽ばたいてほしいという著者の気持ちが伝わってくる。

 130余人の友人や同胞、日本人らが参加した集いでは、友人や関係者たちが祝辞をした後、高奉淀氏があいさつし、これからも民族性を守るための創作活動に励んでいきたいと誓っていた。

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