同胞コミュニティー東西南北
3月1日にデイハウス開設、NPO法人化も
京都コリアン生活センター エルファ
ここに注目! |
◆設備充実のデイサービス |
◆各種講座や娯楽も提供 |
◆同胞ヘルパー養成にも力 |
「京都コリアン生活センター
エルファ」は1998年10月、医療法人・居宅サービス事業所として開設して以来、地域の同胞高齢者の生活サポートに取り組んできました。@同胞高齢者の歴史と現実に即した介護A同胞高齢者・障害者への支援B同胞の子供たちの健やかな成長のための支援C地域の日本人との連携をはじめとした異文化交流D京都のコリアン文化財の保存――を活動の柱に、すべての世代の同胞が集える「同胞生活の拠点」を目指しています。
今年1月、待望の「特定非営利活動法人(NPO法人)」としての認可が府から下り、同胞介護をより幅広く専門的に行える態勢が整いました。2月には、以前の事務所から、同胞高齢者だけでなく、障害者、子供、一般の人も気軽に利用できるデイハウスとして準備中の現在の場所に引っ越しました。NPO法人として正式に運営をスタートさせる3月1日、デイハウスもオープンとなります。 デイハウスの1階は介護事業中心のデイサービスのフロアで、食事や入浴、休憩用の設備、介護ベッドなど、同胞高齢者が安心して休息できる設備を整え、同胞ヘルパーが常駐します。2階は、チャンゴやカラオケ、囲碁、将棋などを用意した多目的文化広場「ハナマダン」。朝鮮語講座や手話講座も行っていく予定です。 ヘルパーとして同胞介護の現場に携わることを希望する同胞学生、若者たちの就職の受け皿としての機能も果たします。現在42人いる同胞2級ヘルパーの中には、昨年エルファが開いた二級ヘルパー養成講座で学んだ人もいます。介護に興味があり、同胞のために何かがしたいというやる気のある人材を育てていきたいと思います。(鄭禧淳所長、TEL
075・693・2550、ホームページ= |