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札幌市民スポーツ賞、朴徳貴(北海道朝高3年)が受賞

ウェイトリフティングでの活躍が評価

 北海道朝高ウェイトリフティング部の朴徳貴選手(3年)が、今年度の「札幌市民スポーツ賞」に選ばれた。同賞は、1年を通してスポーツ界で活躍し市民に夢と希望を与えた札幌市内の選手、または団体に贈られるもの。 朴選手は昨年のインターハイ、高校選抜の両大会で大会新記録を樹立した功績が評価された。

 なお、朴選手は現在、同じく高3の「良哲選手、朝鮮の国家代表選手でもある同校ウェイトリフティング部の金太壌コーチとともに、米ジョージア州のサバンナ市で強化トレーニングを行っている。今回の渡米は、在日本朝鮮人ウェイトリフティング協会のはからいで実現したもの。中央大学ウェイトリフティング部や北海道朝高のコーチを歴任し、現在サバンナ市に在住する姜信鎬さんのもと、今月5日から約1ヵ月の予定。トレーニング終了後、4月から朴選手は早稲田大、「選手は中央大にそれぞれ進学してともに競技を続け、2004年のアテネオリンピックを目指す。

「民族経済発展に意義」/第1回臨津江水害防止分科会議

 北南経済協力推進委員会の第1回臨津江水害防止分科会議が21〜24日、平壌で行われた。

 同会議で双方は、臨津江水害防止の問題が、6.15共同宣言の精神に則し、民族経済のバランスの取れた発展と国土環境を改善するうえで重要な意義を持つことについて見解の一致をみ、共同調査をはじめ、水害防止と関連した問題を真しに協議した。双方は、第1回会議での未決問題については、文書交換の方式で討議を続けることにした。会議に参加した南側代表団は24日、空路平壌を発った。
(朝鮮通信)

朝鮮が参加表明/大阪の世界卓球選手権

 朝鮮が22日、4月23日から大阪で開かれる第46回世界卓球選手権大会への参加を表明した。在日本朝鮮人体育連合会の発表によるもの。同選手権の大会組織委員会事務局も23日、朝鮮卓球協会事務局長名で大会への参加表明のファクスが届いた、と発表した。

 南との統一チーム結成も話題に上っており、この問題と関連して国際卓球連盟(ITTF)は、エントリー期限を3月15日まで延長することにした。日本で世界卓球選手権大会が開かれるのは、北南統一チームが優勝(女子団体)した91年の41回大会以来10年ぶり。

朝鮮のキムが優勝/カタール・オープン卓球

 平壌25日発朝鮮中央通信によると、ドーハで行われた2001年カタールオープン卓球大会の女子シングルス決勝戦で、朝鮮のキム・ヒョンヒが今大会の優勝候補と注目されていたクロアチアのタマラ選手と対戦、3―1で優勝を手にした。

 また、朝鮮のキム・ヒョンヒ、キム・ヒャンミも女子ダブルスで準優勝した。

朝鮮経済代表団、伊訪問へ

 朝鮮中央通信によると、全勝勲・金属機械工業相を団長とする朝鮮経済代表団が24日、イタリアに向けて空路平壌を出発した。

昨年度の最優秀選手に、重量挙げのリ・ソンヒ

 平壌21日発朝鮮中央通信によると、最近、朝鮮のスポーツ界は2000年に活躍した最優秀、優秀選手を選んだ。

 スポーツマン技術資格審議委員会が審査したもので、最優秀選手に選ばれたのは女子重量挙げのリ・ソンヒ。リは昨年5月、大阪で開かれた第13回アジア女子重量挙げ選手権大会で世界新記録を樹立した。

 また優秀選手に選ばれたのは、ケ・スンヒ(女子柔道)、キム・ウンチョル(ボクシング)、カン・ヨンギュン、チン・ジュドン、リ・ヨンサム(レスリング)、パク・ホギル、リム・ヒョンチョル、クォン・ミヒョン(囲碁)、ホン・ミョンヒ(陸上)ら。

地域ごとに選択科目/朝鮮の高等中学校

 朝鮮で最近、学校で採用する科目を地方の各行政区域が独自に選択できる措置が講じられた。科目を選択できるのは普通教育部門で、4月1日から全国の高等中学校で実施される。この選択科目教育は、地域の特性、生徒たちのニーズに合わせて科目を定め、生徒たちに実用的な知識を身につけてもらうものだ。

 現在、科目の選定とカリキュラム、教材の編さんなど、関係各部門で準備を進めており、全国数10の学校でモデル授業が行われている。また各地の高等中学校では新たな選択科目を導入するための実習室整備も行っている。(以上朝鮮通信)

4億ドル突破/昨年の北南交易

 南の関税庁の発表によると、昨年の北南間の交易額が4億2514万8000ドルを記録した。前年の3億3343万ドルより28%増加し、史上初の4億ドル突破となった。また、南の企業による北での委託加工と関連した交易額は1億2919万ドルで、全交易額の30.4%となっている。関税庁の関係者は「1991年から始まった委託加工交易は毎年着実に増加している。南北双方の利益となる委託加工交易の増大は望ましい現象だ」と指摘している。

朝鮮に230万人分の駆虫剤/ジョンソン&ジョンソン

 報道によると、ヘルスケア部門の多国籍企業、ジョンソン・アンド・ジョンソングループが21日、朝鮮の2〜5歳の子供たちのため、230万人分の駆虫剤を寄贈すると明らかにした。支援は、国連児童基金(ユニセフ)を通じて行われる。同グループはこの他にも今年、朝鮮の子供たちを支援する活動に20万ドル使う予定だ。

 現在、ユニセフは朝鮮の12地域2500ヵ所の保健関連施設を通じて、子供たちへの支援事業を実施している。

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