埼玉初中・創立40周年記念芸術発表会

民族を育む生徒らの姿に感動


統一の願いを込めて踊りを披露する
舞踊部の生徒たち


 学校創立40周年(4月6日)を記念する埼玉朝鮮初中級学校生徒たちの芸術発表会が24日、浦和市にあるプラザイーストで行われ、学父兄と関係者ら670余人が観覧した。

 合唱「私は行く」で幕が上がった1部の舞台では、詩の朗読「子たちよ、これがウリハッキョだ」、舞踊「太鼓遊び」、伽ヤ琴併唱「ポンタリョン」などが披露された。日頃の練習成果を発揮する生徒たちに学父兄たちは惜しみない拍手を送っていた。

 2部では、合唱「愛そう私たちの祖国」、器楽合奏「40周年慶事の歌」、舞踊「楽しい民俗マダン」、リコーダー合奏「統一の汽笛」などが披露された。中でも、朝鮮学校の素晴らしさを歌と話でつづった初級部1年生の生徒たちの「ウリハッキョ  チョンマル  チョアヨ」は、学校で民族心を育む生徒らの成長ぶりがよく表れていて、学父兄たちの拍手喝さいを集めた。目頭を熱くしながら「本当に子をウリハッキョに送ってよかった」と感嘆を禁じ得ないでいた学父兄ら。

 合唱「埼玉朝鮮初中級学校校歌」で幕が降りた舞台では創立40周年記念行事実行委員会の朴泰弘副委員長があいさつし、「学校ですくすく育つ生徒たちの姿に心温まる思いをした。これから生徒らのために教育環境を整える活動を活発に繰り広げ、私たちの知恵と力を結集させ学校をしっかり守っていこう」と呼びかけた。

日本語版TOPページ

 

会談の関連記事