あの時、このひと言


 「僕の理想は、だれもが自然に福祉問題に関心を示してくれる、住みよい同胞社会を作ることだ。それを実現させるためにも福祉問題のエキスパートになって、同胞高齢者や障害者をつなぐ役割を果たせたらと思う」(同胞高齢者、障害者と触れ合うボランティア活動を2年前から続けてきた朝鮮大学校外国語学部4年の金明秀さん。本紙に寄せたエッセーより)

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 「とくに、日本と朝鮮の子供たちの心に残る歌を心を込めて歌い届けたい。そして、出演者と観客が1つになれることを願っています」(21日、東京で開かれる「2月の芸術の夕べ」に出演する歌手の由紀さおりさん。公演では、姉の安田祥子さんと共に朝・日の童謡、ふるさとの歌などを披露する予定)

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 「幅広い舞台が用意されれば、子供は勝つために努力する。その過程で心が磨かれ、体が鍛えられる。子供の成長にとっては大事なことだ」(全国中学校体育連盟は朝鮮学校への全国大会の門戸をもっと早く開放すべきだったと語る東京都中体連の山川康夫副会長。九日に開かれた朝・日体育人新春懇親会で)

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