同胞コミュニティー東西南北

つねに慎重なリサーチ

同胞結婚相談 九州センター

ここに注目!

◆お見合い重視
◆候補者との話し合い
◆会員の拡大

 96年2月の設立以来、本センターではこれまで、33組の同胞カップルをゴールインさせることができました。昨年は100回を超えるお見合いをセッティングし、そのうち110組以上が結婚にまで至りました。

 九州出身の同胞同士で結ばれる場合がほとんどですが、中には北海道や山梨などからはるばる本センターを尋ねてやって来た例もありました。それほどに、民族結婚を求める同胞たちの思いには、切実なものがあります。

 出逢いのパーティーも3回開きましたが、不特定多数の対象者を前になかなか相手が決まらないケースが少なくありませんでした。そこで私たちは、「チョンシル・ホンシル」ネットワーク入会者の中から、相談者の好みのタイプに応じた相手を慎重にリサーチし、お見合いの場を設けることに力を注いだのです。

 「チョンシル・ホンシル」に登録されたデータ上で相性が合ったといって、では交際、ゴールインに至るのかといえばそうでない場合もあります。

 だから私たちは、会員がどのような結婚観を持っているのか、両親の考えはどうか、などを詳しく知るために、候補に上がった同胞宅を直接、訪ねてじっくり話し合うことを心掛けています。

 とくに私たちは、お見合いの席に両親が同席することを求めます。もちろん中には当人同士だけのお見合いを望む人もいますが、当人同士が旧知の間柄である場合以外は、同席をすすめています。

 というのも、いくら条件が合った相手とお見合いをしても限られた時間で結論を出せるものではありません。同席した両親はよき相談相手になりうるし、迷う子どもたちの背中を押してあげれば、そこから結婚へのプロセスが始まる場合もあるからです。

 本センターの「チョンシル・ホンシル」には、現在約500人の入会者がいますが、今後さらに募っていくつもりです。(鄭龍澤所長、問い合わせ=093・511・4122)

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