ひとりでできる!!

簡単健康体操(下)

指導・韓錦女さん(朝大非常勤講師)


◆腰痛と足のむくみ◆

 腰の骨をバネと考えてみよう。

 そのバネを支えたり、動かしている筋肉が弱かったり、こり固まったりすると、当然バネの動きが悪くなり、腰痛の原因となる。

 ストレッチをすることで、筋肉をほぐしてバネの「遊びの部分」を作ってあげることが大切である。

◇腰痛

その1 その2

・あお向けに寝る。
・両手でひざを抱える。
・ひざを上体に引き寄せる。
・両腕を広げてあお向けに寝る。
・片方の脚は伸ばしたまま、片方の脚をひざを曲げてのせ、床にくっつける。
・頭は正面からまげた脚と逆方向に。ベルトのあたりが気持ちよく伸びるように。すべて必ず左右対称に行う。
その3 その4

・脚を伸ばして座る。片方はひざを曲げ、片方は伸ばしたまま脚を組む。
・上体をひねる。この時、背筋は伸ばしたまま、顔ではなく腰をまわすことが大切。
・おなじみの腹筋。必ずひざを曲げて、おへそを見るような感じで頭をゆっくり上げて、下ろす。上げる時に息を吐き、下ろす時に吸う。
・これを10〜20回くり返す。
・腹筋が鍛えられないと、腰に負担がかかり腰痛になりやすい。腹筋はかならず鍛えよう。
その5 その6
・正座してお辞儀をするような感じで、背中を丸める。 ・ひざを両腕で抱えて座り、前に重心をかける。

◇足のむくみ

その1 その2

・上体はリラックスした状態で床につけ脚を壁につける。
・壁に直角がよい。
・壁につけた状態で、足首を回したり、とにかく足を動かす。
・ただ脚をあげている時よりも循環がよくなる。

韓さん直伝

朝のお目覚めストレッチ

 韓錦女さんが、朝起きて一番に行うストレッチを特別に教えてくれた。

(1)まずは布団の上で腕を伸ばして目覚まし時計を止める。

(2)そのままお辞儀をするような感じで、背中を丸める(子供たちは丸虫さんと呼んでいる)。

(3)そのまま自然に起き上がり、正座をして、手のひらを布団につけて前かがみになる。次に手の甲を布団につけ前かがみに。

(4)ひざを両腕で抱えて座り、前に重心をかける。

(5)よーし今日も元気に1日頑張ります。

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