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関東地方同胞駅伝・ロードレース大会 東京

寒風の中熱戦を展開/駅伝一般男女、東京朝高が独占

 金正日総書記誕生59周年記念第2回関東地方朝鮮人新春駅伝・ロードレース大会が4日、東京・足立区の荒川千住新橋緑地「虹の広場」で行われ、選手717人と関東に在住する同胞ら約1200人が参加した(写真)。

 大会ではまず、朝鮮学校・初級部生徒によるロードレースが行われ、395人が出場。寒風にもめげず力いっぱい走る姿に、同胞らは熱い声援を送った。

 続いて、関東の朝鮮学校・高級部と朝鮮大学校(東京・小平市)生、各朝青支部の代表らによる男女一般部門と、中級部男女部門の駅伝が行われた。男子には一般から22チーム、中級部から9チームが出場し22キロ・6区間を、女子には一般から7チーム、中級部から8チームが出場し、18キロ・6区間で熱戦を繰り広げた。

 一般は男女とも東京朝高、中級部は男子が神奈川朝中、女子は東京朝中が優勝した。

広島初中高吹奏楽部、第22回定期演奏会

1年間の思い出を曲に込め/同胞、日本人ら450余人が観覧

   広島朝鮮初中高級学校吹奏楽部の第22回定期演奏会が3日、広島市区民文化センターで開かれ、日本市民や同胞ら450余人が生徒らによる演奏を楽しんだ。

 同部は、93年から昨年まで在日朝鮮学生中央芸術コンクールの洋楽器部門で8年連続金賞に輝く実績を持っている。今学年度は部員の半数が初心者だが地道な努力を重ね、休日返上で練習に励んできた。

 演奏会はそんな1年を締めくくる最大のイベント。「臨津江」や吹奏楽のための詩曲「故郷よ」、「カーニバルのマーチ」、「赤とんぼ」など11曲が披露された。また、同校教員で吹奏楽部の顧問を務める姜君宣先生の作曲による「旅立ちの時刻に」演奏時には引退する高3の部員が1人ずつ紹介され、その度に会場から大きな拍手が沸き起こった。鑑賞した海田高校の梅代真純さん(17)は、「とても楽しかった。私たちの定期演奏会にもぜひ来てほしい」と感想を述べた。

第5回北南軍事実務会議

軍事境界線なくす第一歩/京義線の軍事問題で合意

 第5回北南軍事実務会談が8日、板門店の北側地域で行われ、兪英哲大佐を団長とする北側軍事実務代表団と金キョン徳准将を団長とする南側軍事実務代表団が参加した。

 会談で双方は、「北南管理区域設定、北と南を連結する鉄道と道路作業の軍事的保障のための合意書」のうち、合意できなかった問題について協議を続けた結果、上程された諸問題について「完全に合意した」。

 席上、北側団長は、「今までの会談でう余曲折もあったが、ついに半世紀以上の民族分裂史で初めて軍事境界線をなくす法的基礎が整えられた」と評価。

 今度の課題は「合意書を早く採択、発効させること」と述べ、北南を連結する鉄道、道路作業の技術工学的問題を討議する専門家会談や、作業に着手する日程が迫っていることから、「合意書発効は急務」だと強調した。

 また、合意書発効の方法は「北側の人民武力部長と南側の国防部長官が署名して(合意書を)交換することだ」と指摘、具体的な手続きと日程を提起した。南側は北側の提案を持ち帰って検討した後、南側の立場を通報することにした。

天道教青友党創立55周年記念報告会

 朝鮮天道教青友党創立55周年記念報告会が7日、平壌で行われた。報告会には天道教青友党の柳美英委員長、朝鮮天道教会中央指導委員会の呉益済顧問、同党中央委員と活動家、市内の党員が参加した。

 柳委員長は報告で、「わが民族同士で統一の扉を開く2001年大会」の提案と呼びかけに応じ、今年は自主的な統一を実現するための画期的な局面をもたらす愛国愛族運動に積極的に参加するとともに、南朝鮮の天道教信者と大※(人偏に宗)教信者をはじめとする民族宗団との連帯と団結をはかるために努力する、と述べた。
(以上朝鮮通信)

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