同胞コミュニティー東西南北

楽しめてこそ分会

女性同盟大阪・西淀川支部 大和田西分会

ここに注目!

◆イベントで盛り上げ
◆支部と連携
◆若いトンポの中に

 大和田西分会の分会長に就任したのは、1998年のこと。正直、1年間は何をしていいのやら、よくわかりませんでした。しかし、毎月トンポからもらっている会費に見合うような活動は出来ていない、という自責の念は消えませんでした。

 そこで、99年の暮れに初めて分会の忘年会を開いたのです。これが大好評でした。2次会のカラオケ大会にもすべての参加者が出席し、「分会長、来年もやってな」、「ほんま楽しかった」と言ってくれました。その姿を見ながら、「みんな集まって遊ぶのが好きなんや」と思いました。

 これを機に、同胞が楽しめるイベント開催に力を入れ始めました。ゴキブリ退治用のほう酸ダンゴを作って売ったり、生野区の同胞の集まりに屋台を出してお金を作り、ボーリング大会などを開きました。「敬老の日」や「20歳を祝う日」には対象となる地域の同胞にプレゼントをあげました。

 大阪府の分会長が一同に集まった1月末の「新春の集い」で、わが分会が表彰を受けたのも、このような取り組みが分会の活性化につながったからでしょうか。この席では、地域に密着した活動を進めていくための、課題が提示されました。大和田西分会には50戸ほどの同胞家族がいます。総聯、民団の両方に会費を出している同胞もいますが、主義主張を超えて付き合えるのが、分会の良さだと思います。

 今後、同胞のニーズに応えるためには、支部と分会の連携が大事だと思います。例えば、最近各地で開設された同胞生活相談綜合センターにしても、分会が同胞の悩みをすくいあげ、センターはその悩みに的確に応える、このサイクルが成立してこそ、成功を収めることが出来ます。

 任期まで半年足らず。今年もどんどんイベントを開き、若いトンポが訪れる分会にしたい、と思っています。(朴順美分会長)

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