後三国時代、泰封国都城の共同調査
インターネット・ハンギョレ(1月21日付)によれば、後三国時代の泰封国(テボングク)の首都であった鉄原郡(江原道)が、非武装地帯(DMZ)の中にある泰封国都城に対する南北の共同調査を進める準備をしていると伝えた。
都城は現在、北南をまたがって位置する鉄原郡の中間を通るDMZの中央にあるとされ、解放後から今日まで、まったく研究がなされてこなかった。 21日、南北間の代表的な歴史学者による共同研究調査団の構成、DMZ内の泰封国都城に対する研究を進めていくことを記した書類を統一部に提出し、申請の承認を求めたという。 後三国時代、新羅王族の出身・弓裔(クンエ)が後高句麗(フコグリョ)を建て、その後国号を摩震(マジン)と改め、鉄円(チョロン、現在の鉄原郡)に都を移した(のちに国号を泰封と改める)。 郡の自治府は、共同で都城発掘作業を行うことができれば、後三国時代の貴重な資料が得られると期待している。 |