同胞コミュニティー東西南北

在日朝鮮大学生統一問題研究会

統一運動の主人公に

ここに注目!

◆文集の作成など
◆他団体との交流
◆同胞学生へ知識提供

 「統一問題研究会」は、昨年5月に結成されました。北南首脳会談開催の知らせを受けた昨年4月、「同じ民族として、ただ指をくわえて祖国の統一を待つわけにはいかない」と、朝鮮大学校政治経済学部の学生が中心となって活動を始めました。大学、学部を問わずメンバーを募り、現在、神奈川大学に通う同胞学生を含む18人が所属しています。

 私たちは「祖国統一運動における在日同胞青年の地位と役割を追求する」ことを目標に掲げ、主に朝大生を対象にした研究発表を行っています。何度も討論を繰り返し、互いの意見をぶつけ合うことで研究を深め、その研究成果をまとめた発表を通じて朝大生の祖国統一への意識を高めようと日々努力してきました。

 私たちは、結成からこれまでに7回の講演会を開きました。

 また、昨年12月、朝大で行われた「第45回学科別研究討論会」では、統一をテーマにした2つのシンポジウムや統一への思いを歌うコンサート、展示会など、今までの活動にとらわれず多彩なイベントを企画しました。

 この成果を踏まえ、今後も多くのことに挑戦していきたいと思います。まず、卒業を控えた4年生のメンバーを中心に文集を作成します。また3月までに朝米関係と共和国の経済問題に関する研究をまとめ、発表する予定です。

 昨年は主に朝大内の活動が中心でしたが、今年はもっと外に出て、より多くの人や団体と交流を深めていきたいと思っています。その交流を土台にして、在日同胞青年に統一問題に対する知識を提供する窓口となれるよう努めます。そのような活動を通じて、若い世代が祖国統一に寄与できる可能性を見出し、祖国統一の主人公になるべく研究を重ねていきます。

 「盲信せず」「過信せず」「満足せず」――この言葉をつねに忘れずに、かつて祖国で民衆運動の先駆者となった先輩たちの意志を受け継いで行きたいと思います。(メンバー一同)

日本語版TOPページ

 

会談の関連記事