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第15回在日朝鮮中高級学校サッカー選手権
大阪朝高、4年ぶり優勝/中級部では京都が初 第15回在日朝鮮中高級学校サッカー選手権大会が1月29〜31日、茨城県鹿島グリーンランドサッカー場で行われ、高級部では大阪朝高が4年ぶりに、中級部は京都中高の中級部が初優勝を果たした。 大会には高級部9チーム、中級部(各朝高学区選抜)12チームが出場し、熱戦を繰り広げた。高級部部門では先日の全国高校サッカー選手権大会に大阪府代表として見事初出場を果たした大阪朝高が、他校とのレベルの違いを見せつけ、4戦全勝で3度目の優勝旗を手にした(写真は神戸との決勝)。 中級部では単独チームで挑んだ京都中高中級部が決勝戦で神奈川選抜を1―0で破り、初優勝した。近年力をつけてきた京都朝中は、昨年9月に行われた在日朝鮮学生中央体育大会のサッカー中級部部門でも初優勝している。金相賢主将(中3)は「このメンバーで朝高でもサッカーを続けます。大阪朝高を目標にして練習に励みたい」と語っていた。 友好、支援を再確認 川崎同胞と日本市民ら新春の集い、午前には公開授業も/川崎初中で 「2001年朝・日新春祝賀会」(共催=総聯川崎、南部支部)が2日、神奈川県川崎市の川崎朝鮮初中級学校体育館で開かれ、国会議員、県議会議員をはじめとする日本市民と同胞ら150余人が参加した(写真)。 川崎支部と川崎初中では、老朽化した同校施設の補修費用など助成を求める要請書を昨年数回にわたり、高橋清・川崎市長に提出。毎年市内のホテルで行っていた集いを、今年は会場を同校体育館に決めたのも学校を直接みてもらい、より多くの日本市民に理解してもらおうとの思いからだ。総聯神奈川県本部川崎支部の李漢洙委員長があいさつし、続いて来賓の川崎市の木口榮助役が「日本の経済が不況に陥っているなかで市の財政もかつてないほど苦しいが、朝鮮学校への補助金支給や、在日同胞高齢者への支援など、工夫しながらできる限りのことをしていきたい」と述べた。 また同日午前には川崎初中の公開授業も行われ、日本学校の教師を中心とした多くの日本市民が参観。民族教育の現場を興味深げに見学し、生徒たちのはきはきした姿に感心した様子だった。 土地整理で国土一新を/国土環境保護活動家会談 会議では、党と政府をはじめ地方からも参加した関係者らが、国土管理事業で成し遂げた昨年の成果と経験に基づき、今年、さらに国土を強盛大国に相応しく一新させる事業で新たな転換を起こしていくための課題と方途を討議した。 報告した洪成南総理と各討論者は、今年の課題について、黄海南道の土地整理を早く終え、それをモデルに他の道、市、郡などでも土地整理を急いで山林醸成と道路建設、都市管理、環境保護の活動を立派に推し進めていこうと指摘した。(朝鮮通信) 平壌サーカス団に最高賞/マシ国際サーカス祝典 フランスのマシ市で開かれた第9回マシ国際サーカス祭典(1月25〜28日)で、朝鮮・平壌サーカス団の小編隊に祭典の最高祭であるフランス大統領賞が、同団が披露した空中サーカス「飛び交う乙女」に1等賞、「2人乗りブランコ」に技術賞がそれぞれ授与された。 「帰還希望者は30人以上」/南の非転向長期囚 南の長期囚送還推進委員会(クォン・オホン共同委員長)は2日、北への帰還を希望する非転向長期囚の申請を受け付けた結果、現在30人以上が帰還を希望している、と明かした。 この人数は、民主化実践家族運動協議会などの市民団体が把握している102人のうち、昨年9月に帰還した63人、死亡者、住所の確認がとれない長期囚を除いた一部と、75年の社会安全法制定前に出獄した長期囚たちだ。 推進委は、「転向書を書いたか、どうかではなく、帰還を希望する長期囚全員を人道的な次元ですべて送還するべき」としており、昨年帰還した長期囚の家族たちも、希望によっては送還を実現させるべき、強調した。 |