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金剛山歌劇団、東京で最終公演

豊かな民族性あふれ

 2001金剛山歌劇団東京公演が18日、東京の大田区民ホールアプリコで開かれ、同胞と日本市民ら約1000人が観覧した。6・15北南共同宣言の精神を生かそうと、大田区在住の民団同胞約200人が会場に訪れた。

 本年度の巡回公演をしめくくる公演では、1部で民族楽器合奏「アリランと赤トンボ」、チャンセナプ独奏「ブランコに乗る乙女」、民族楽器合奏「ディズニーメドレー」などが演奏され、2部では音楽舞踊組曲「金剛山の四季」が披露された。

 公演を鑑賞したシン・キョンスンさんは、「日本の社会に埋もれるようにして暮らしている私にとって、民族色あふれる歌劇団の公演は心温まるものだった。これからも頑張って欲しい」と話していた。

 今年、歌劇団の公演は35カ所で行われ、約6万5千人の同胞、日本市民が足を運んだ。

総聯京都委員長ら、朝鮮学校への助成協力を府知事に要請

高齢・障害者、ウトロ問題も

 総聯京都府本部の金禎文委員長、府商工会の孫智正理事長、朝青本部の李蓮澤委員長、女性同盟の魚秀玉委員長らが13日、京都府庁を訪れ、荒巻禎一知事と面会した。日朝友好促進府議会議員連盟の石田昴代表理事(自民)、酒井国生理事(同)、角替豊理事(公明)らが同行した。

 金委員長は席上、日本の私立学校に施行された「緊急安全対策」補助金を朝鮮学校にも適用してくれたことに謝意を表しながら、朝鮮学校に対する助成金問題や同胞高齢者・障害者問題、ウトロの土地問題について協力を要請した。荒巻知事はこれに対し、来年4月には引退するが、努力すると答えた。

イスラエルは攻撃中止し無条件撤退を

 朝鮮外務省スポークスマンは18日、イスラエルがパレスチナに対する侵略行為を露骨に行っていることについて、朝鮮中央通信記者の質問に次のように答えた。

 朝鮮民主主義人民共和国は、日増しに拡大するイスラエルの無差別な軍事攻撃によって、きわめて深刻化するパレスチナでの事態に強い憂慮を表明する。

 パレスチナ人民の合法的な代表である現民族当局を目標に行われているイスラエルの横暴な軍事攻撃は、パレスチナ偉業を終局的に抹殺するための危険な侵略戦争行為である。

 イスラエルは、無分別な軍事攻撃行為を即時中止し、占領したすべてのパレスチナ領土から無条件撤退すべきである。(朝鮮通信)

中国の曽書記、朝鮮党国際部代表団と会見

 中国共産党政治局員候補の曽慶紅・書記局書記は17日、北京の迎賓館・釣魚台で朝鮮労働党国際部代表団(団長=池在竜副部長)と会見した。中国共産党対外連絡部の王家瑞副部長らと、崔進守・駐中朝鮮大使が同席した。

 曽書記は席上、最近の2度にわたる金正日総書記の中国訪問と江沢民国家主席の朝鮮訪問は、中朝関係の発展史において新たな里程標となる画期的な出来事だったと指摘。両党の最高指導者による対面と会談は、毛沢東主席と金日成主席が築いた友好関係を、新世紀の要求に即して発展させるうえで大きな意義を持つと強調した。(朝鮮通信)

バングラデシュ、ブルガリア駐在朝鮮大使らを任命

 最高人民会議常任委員会政令によって、バングラデシュ駐在朝鮮大使に姜昌烈氏(19日発朝鮮中央通信)が、またブルガリア大使に金河東氏(12日発同通信)がそれぞれ任命された。

 一方、サントメプリンシペ駐在朝鮮大使に任命された金竜栄氏は4日、同国のメネゼス大統領に信任状を提出した。大統領は席上、「長い歴史のある朝鮮との友好関係が引き続き発展するよう希望する」と語った。(朝鮮通信)

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