人民の憩いの場―長寿山
最近、朝鮮で「黄海金剛」の長寿山が人民の憩いの場としてりっぱに整えられた。
黄海南道載寧郡の勤労者と青年建設者は、3年余りの期間に数100立方メートルの土砂を処理し、20余キロメートルの道路と大小の探勝コースの工事をはじめ膨大な作業量をやり遂げた。 建設者は、山の渓谷美にマッチするよう民族的情緒と近代的美感を兼ね備えた休養所、旅館、長寿閣などと住宅を建設した。 また、滝つぼ、天女池、長寿泉をはじめ20余カ所を新たに整理し、生き生きとした動物彫刻もつくって山の絶妙な風致をきわ立たせた。 長寿山はもともとキジが多いので雉岳山と呼ばれたが、山紫水明のこの地で長生きする人が多かったことから長寿山と呼ばれるようになった。 白頭大山脈の支脈である滅悪山脈に属する長寿山は高さ747メートルで、広々とした載寧ナムリ平野の南端にあたかも屏風を長く広げたかのように伸びて、見るからに壮大である。 長寿山は、千姿万態の奇怪石が谷間と自然の造形美を成している点で金剛山に似ていると言われ、「黄海金剛」と呼ばれる。 同山には、長寿山十二曲がり角、長寿山万里などの天然記念植物がある。 また、長寿山城をはじめ高句麗南平壌遺跡、寺院と寺跡がある。(朝鮮通信) |