同胞コミュニティー東西南北

無理せず妥協せず楽しく

女性同盟愛知東海・知多支部チャンゴサークル

ここに注目!

積極的に公演活動
1世ハラボジから学ぶ
家庭的で仲良し

 約2年前、東海・知多支部管下に暮らすオモニたちで結成され、今年1月から、現在のメンバーで再出発しました。

 比較的若いオモニたちが徐々に女性同盟の中心になってくる中で、「何かやりたいね」という声があがってきたのがきっかけです。そこで、希望者が多く、長く趣味でやっていて指導してくれる人もいるチャンゴをやろうということになりました。

 現在のメンバーは責任者の私を含め、30代前半〜40代前半の8人と指導員1人。学生時代に朝鮮舞踊をやっていた1人を除き全員初心者ですが、みなチャンゴが大好き。週1回の練習を欠かさず、公演も積極的に行っています。お花見や敬老会など支部のイベントはもちろん、地元知多市が主催する「オイジャ祭」(8月)、「知多市産業祭」(10月)などにも出演しました。「オイジャ祭」では、私たちの活動の評判を聞いて「一緒に出たい」と申し出てきた青商会のアボジたちと共演しました。

 当面の目標は、来年4月の支部の花見を大いに盛り上げること。昨年は初めてだったので、まだそこまでは至りませんでした。今年は、参加者全員に私たちのリズムで踊ってもらえるようにがんばります。支部の長寿会には、チャンゴの達人である80代のハラボジが数人います。来年年明けからは、彼らに教えてもらおうと現在準備中です。ハラボジたちも、とても喜んでくれているようです。

 誰も「やめる」と言わないのが自慢と言えば自慢。私たちのチャンゴサークルの特徴は、家庭的で仲がいいことです。他の地方から嫁いできた人も多く、サークルを通じて交流を深めており、女性同盟支部の活動の活性化にも一役買っています。今後も、無理をせずに今までどおり楽しめるサークルとして、家庭的な雰囲気の中で伝統的な楽器やリズムを通じた民族性を育んでいく――「妥協はせずに、でも楽しく」をモットーにやっていきたいと思っています。(責任者・姜英順)

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