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総聯強制捜索は不当
自由・平和・民主 国民連合、 新社会党 自主・平和・民主のための広範な国民連合(代表世話人=武者小路公秀・元国連大学副学長、本島等・元長崎市長ら)は12日、朝銀問題を口実にした総聯中央本部などへの不当な強制捜索と職員らの不当逮捕に反対する声明を発表した。 声明は、今回の強制捜索は信頼に足る証拠がない状況で行われた不当なものだと指摘。さらに、公安調査庁が破壊活動防止法を口実に在日朝鮮人の外国人登録原票の写しを全国の自治体から大量に入手していた事実に触れ、「一連の公安活動が在日朝鮮人を対象にしている以上、今回の強制捜査もその一環と考えるのが当然」と強調した。 また、新社会党中央本部も3日、声明を発表。今回の弾圧は日本政府が固執してきた一連の朝鮮敵視政策を想起させると指摘。強制捜査の即時中止を求めた。 朝鮮で引き続き糾弾声明 朝鮮対外文化連絡委員会(11日)、朝鮮海外同胞援護委員会(7日)はそれぞれ声明を発表。「政治弾圧をただちに中止して謝罪し、不法に逮捕した活動家と同胞を即時釈放」するよう強く求めた。 また、千里馬製鋼連合企業所(12日)、大安重機械連合企業所(11日)では日本当局を糾弾する抗議集会が行われた。一方、労働新聞、民主朝鮮は引き続き「総聯破壊を狙った行動」など題した論評を掲載し、日本当局を強く非難した。(朝鮮通信) 各国の団体、 政党も 在米僑胞は連帯の手紙 各国でも糾弾の動きが広まっている。これまでにネパール、フランス、マダガスカル、インド、ブルガリア、ウガンダ、民主コンゴ、トルコの朝鮮友好、連帯協会、政党が糾弾声明を発表し、一部は日本政府に送付された。 また、在米民族運動団体協議会(6日)、在米同胞東部地域連合会(5日)はそれぞれ、総聯が弾圧を粉砕し、組織を固守するたたかいで勝利するものと確言する連帯の手紙を総聯と在日同胞に送った。(朝鮮通信) チャンダンのリズムに興奮 埼玉初中で金剛山歌劇団公演 埼玉朝鮮初中級学校オモニ会(金明美会長)が主催する金剛山歌劇団の公演が6日、同校で開かれ、300人の児童、生徒らが鑑賞した。オモニ会では子供たちの民族的な情緒を育もうと、毎年児童、生徒らを対象にした手作りの音楽会や朝鮮歌舞団の公演を開いてきた。 公演では同劇団器楽部のメンバーが出演し、カヤグムやチョッテ、チャンセナプなど民族楽器の独奏や重奏を披露した。とくに好評だったのが動員記録をぬり変えるほど人気を博し、ロングラン上映中の映画「千と千尋の神隠し」のテーマ曲を演奏した際。初級部の児童らはうれしさのあまり手をたたき、体を揺らせていた。 クライマックスの「チャンダンノリ」、「ソルチャンゴとドラム」が披露されるや、場内は総立ちに。子供たちは公演が終わった後も演奏家らにに拍手を送り続けていた。 朝英外交1年で図書科学技術展示会 朝鮮と英国の外交関係設定1周年に際し、英国図書および科学技術発明展示会が13日、平壌の人民大学習堂で開かれた。 展示会には、全英鎮・英国人民との親善のための朝鮮委員会委員長(対外文化連絡委員会副委員長)と関係者ら、そしてホー駐朝英国臨時代理大使ら大使館員が参加した。(朝鮮通信) 金常任委員長に新任カナダ大使が信任状 金永南・最高人民会議常任委員会委員長に10日、カロン駐朝カナダ新任大使が平壌の万寿台議事堂で信任状を提出した。弓錫雄・外務次官が同席した。 また同日、白南淳外相がカロン大使と会見した。(朝鮮通信) 国際高麗学会、 平壌支部の開設式行う 国際高麗学会(本部・日本)の平壌支部が創設され10日、創設式が行われた。 式には金世民・社会科学院副院長らと、国際高麗学会代表団(団長=李先漢・同会副会長)メンバーが参加。演説に続いて支部会長、副会長らが選出された。国際高麗学会代表団は8日、平壌入りした。(朝鮮通信) 加盟国と連携、 協力 UNIDO総会で朝鮮代表 オーストリアで開かれている国連工業開発機関(UNIDO)総会第9回会議で6日、朝鮮代表団団長が演説し、世界経済の健全な発展を遂げるうえで、発展途上国の工業化水準を決定的に向上させることが重要な問題として提起されていると述べ、次のように指摘した。 UNIDO書記局と発展途上諸国、そして各寄贈国の共同の努力で国別総合協力計画を円滑に履行し、UNIDOの協力が発展途上諸国の工業化に寄与するもにすべきだ。 「世界化」が発展途上諸国に及ぼす否定的な影響を取り除き、同諸国が積極的な開発を遂げるようUNIDOを通じた実質的な協力を強化することが重要だ。 朝鮮政府は今後も、UNIDOの活動に積極的に参加し、加盟国との連携と協力をさらに強化し、義務を果たすだろう。(朝鮮通信) |