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統一後担う人材に

南の歌手もゲスト出演 徳山初中45周年記念公演

 徳山朝鮮初中級学校創立45周年記念式典・公演が11月18日、徳島市文化会館で開かれた。1部の記念式典では鄭正民校長のあいさつに続いて河村和登・徳山市長が祝辞を述べた後、同校児童生徒と山口朝高生の公演が行われた。公演には、統一問題に積極的に取り組んでいる南のフォーク歌手、李智相さんもゲスト出演し、徳山初中の児童生徒とともに「われらの願い」を熱唱した。

 会場には生徒保護者と卒業生、多くの民団同胞も含む在日同胞、日本市民ら870余人とともに、山口県内のマスコミも多数取材に訪れた。ある同胞は「苦しかったけど、学校を建てて本当によかった。今、子どもたちを見て一段と民族教育の必要性、大事さを痛感させられる。今は若い人たちが引き継いでこのように立派にしているので安心できる。学生数、運営など道程は厳しいが、統一後を担う立派な民族の子どもを育ててほしい」と感想を語った。

 2部として金剛山歌劇団の公演も行われ、同日夕には会場を市内の料理店に移して第3回目となる連合同窓会も開かれた。【周陽分局】

朝鮮の統一に一生かける

東京で故若林熈氏を偲ぶ会

 朝鮮の平和統一に生涯を捧げた故若林熈氏の1周忌に際し6日、東京都内のホテルで偲ぶ会が行われ、日本市民、同胞ら50余人が集まった。若林氏は76年に結成された朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会の事務局長として、82年に始まった朝鮮統一支持運動全国集会の開催をはじめ、日朝友好、統一の実現に心血を注いだ。

 主催者を代表しあいさつした槙枝元文・同会議長は、「昨年京都で開かれた全国集会に病気を押して参加し、立派な報告をされた。日朝問題に関しては異常なほどの熱心さだった」と語りながら、氏の最大の願いだった朝鮮の統一を近づけるために尽力したいと決意を述べた。

 総聯からは南昇祐・総聯中央副議長、韓正治国際局長らが参席した。南副議長は追悼の辞で、「朝鮮に対する日本市民の偏見をなくし、真の姿を知らせようと、30年来われわれとともにたたかってきた。真実に対する厳しい追求の目を持ったすばらしい方だった」とその業績と人柄を振り返った。

金正日総書記、 ロシア新任大使と会見

 金正日総書記は5日、新しく赴任してきたアンドレイ・カルロフ駐朝ロシア大使と会見、昼食会を催した。

 国防委員の金永春朝鮮人民軍総参謀長、姜錫柱第1外務次官、朴在京朝鮮人民軍大将、池在竜朝鮮労働党国際部副部長が同席。ロシア大使館の公式外交官らが招かれた。(朝鮮通信)

外務省など各代表団、 欧州、タイなど訪問 

 イギリス、イタリアなど欧州諸国を訪問する朝鮮外務省代表団(団長=崔秀憲外務次官)が4日、平壌を出発した。また同日、タイを訪問する朝鮮政府貿易代表団(団長=李光根貿易相)も平壌を出発した。

 一方3日、スペインにある世界観光機関(WTO)本部を訪問するため、朝鮮国家観光総局代表団(団長=呂承哲総局長)が平壌を出発した。(朝鮮通信)

道、 市などの党活動家、 羅南企業所参観

 各道、市、郡、連合企業所の党活動家たちが4日、羅南炭鉱連合企業所を参観した。

 党活動家らは、企業所の幹部から解説を受けた後、素材生産工程である鋳鋼職場、採炭機、クレーン、コンベヤー職場などを見て回った。

 一方、羅南炭鉱連合企業所の烽火に従って、生産と建設で新たな革新を起こすための決起集会が北倉火力発電連合企業所、千里馬製鋼連合企業所、剣徳鉱山、信川郡セギル協同農場など全国各地の工場、企業所、協同農場で相次いで行われた。
(朝鮮通信)

日朝議連を結成

兵庫・川西市議員

 6日、兵庫県川西市議会議員18人によって、「日朝友好促進川西市議会議員連盟」が結成された。

 結成の集いでは、久保義孝世話人代表のあいさつに続き、設立準備会の報告などが行われた後、会長に久保氏ら役員を満場一致で選出した。

 また、日朝友好を目的とする議連規約を承認した。【川西支局】

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