岡山県商工会の役員セミナー


 岡山県商工会の役員セミナーが11月26日、早島町の岡山テルサで行われ、総聯県本部の朴吉薫委員長、県商工会の李康烈会長をはじめ県商工会、各地域商工会の役員ら40余人が参加した。

 セミナーではまず、李康烈会長が「複雑な情勢と厳しい経営環境にある今こそ、商工会役員が情勢を整理して認識を一致させ、いっそう団結して同胞社会の発展に尽くして下さい」と開会あいさつを述べた。

 次に、「いま経済経営環境の現状と展望を考える」というテーマでタナベ経営大阪本部の若松孝彦本部長が講演。最近の経営環境をふり返ったうえで、(現在の経営)環境に対する対処において、経営者が認識すべき自企業の現状についてのチェックポイントとして「会社が悪循環に陥る15のステップ」について紹介、経営者自らが経営の現状を把握することの重要性を指摘した。

 また「在日朝鮮商工人をとりまく政治情勢と展望」をテーマに、総聯中央経済局の康煕奉副局長が講演した。

 参加者たちは「たいへん参考になった」「ばく然とした不安を抱えていたが、中味を具体的に考えるいい材料になった」などと感想を述べていた。【岡山県商工会】

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