同胞コミュニティー東西南北

運動活気付ける新しいうねりに

奈良県中和地域の若いオモニの会  「子ぐま クラブ」

ここに注目!

1年間の準備経て10月に結成
関心事はハッキョのこと
バザーに貢献
◆子どもを主人公にイベント

 奈良県中和地域の若いオモニたちの会「子ぐまクラブ」は、1年間の準備期間を経て10月19日に結成されました。この日はイモ掘りに出かけ、オモニも子どもも泥まみれになりながら、出てきた大きなイモにおおはしゃぎする楽しい1日となりました。

 イモは朝鮮語でコグマですが、発音だけ聞いて、イモ掘りに行ったので「コグマ」かと思うのは早とちり。コグマ=子ぐまで、幼い子どもたちのことを指しており、学校に入学する前のその幼い子どもたちとそのオモニたちが集い、子どもは楽しみ、オモニたちは交流を広げられる会にしようと名付けました。

 結成に先立つ1年間、オモニたちはピクニックやトールペイント教室、ケーキ作りなど若いオモニたちのニーズに応えられる内容を企画し、つい家にこもりがちになるオモニたちがコミュニケーションを深められる場を設けてきました。こうしたことが支持され結成に至りました。わがクラブは現在、奈良県に住むオモニたちの運動を活気付ける新しいうねりとして注目を浴びています。

 オモニたちの関心事は、やはりウリハッキョ(奈良初中)のことです。附属幼稚班の教育環境をもっと充実させたい、幼稚班をもっと身近な存在にするためにはどうしたらいいのかなど、ホットな意見が交わされています。11月3日に行われたハッキョのバザーでは、若いオモニたちお得意のリース作りを受け持ち、オモニ会との協力のもとハッキョを愛する運動に貢献することもできました。

 わがグラブは今後、餅つきやクリスマス会など子どもたちを主人公にしながら、オモニたちの輪を広げ、かわいい子ぐまたちをもっとたくさん探してこうと思っています。そしてオモニたちの意見をハッキョに伝え、ハッキョに子どもたちの笑顔がたくさんあふれるよう努力していくつもりです。(メンバー一同)

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