効能ある江西鉱泉水
最近、首都平壌の各治療予防機関と電力工業部門の労働者に対する江西鉱泉水の供給システムが新たに確立された。
保健省が責任をもって鉱泉水を対象地に直送しており、患者と労働者の好評を博している。 平壌から約30キロ離れた南浦市西区域にあるこの鉱泉水は、炭酸―水素炭酸塩泉として数100年前から知られている。 現在、鉱泉水は20余カ所から湧き出ており、その成分はpH6.0以下で、HCO3、Ca、Mg、Na、Feなどの成分が含まれている。鉱泉水は、消化器官の分泌および吸収・運動機能を高め、胆汁の形成および排泄、排尿量を増やし、尿路系統にできた結石の排泄を促す。 また、物質代謝の改善、造血機能の向上、上気道の粘液の排出作用もする。 江西鉱泉水は、慢性低酸性胃炎、小・大腸炎、動脈硬化症、肥満症、糖尿病などの治療に効き目があり、慢性心臓機能不全、植物神経不調和症の温泉治療にも効果がある。(朝鮮通信) |