あの時、このひと言
「日本の捜査当局は朝銀東京の問題を騒ぎ立て、それを総聯の弾圧に利用しようとする企図をそのままさらけ出した。日本の銀行が多額の不良債権を抱えているなか、なにゆえに朝銀東京、朝信協、そして総聯中央に対してのみ、大規模な弾圧を課さねばならないのか。同胞と商工人らが民族金融機関を再生しようと心血を注いでいる時に弾圧を敢行したのは、同胞に対する攻撃であり、民族金融機関設立を妨害する策動以外の何ものでもない」(総聯中央本部前で強制捜索に抗議した商工連の金基次理事長)
◇ ◇ 「2つの支店が新たに出発したが、相互扶助の精神で北海道、東北地方の同胞社会、企業の発展にいっそう貢献しなければならないと決意する。金融行政政策の変化に対処できる経営体質と基盤を構築し、同胞の信頼を回復して彼らの力を結集させなければならない。経営体質の健全化と安定性を引き続き維持し、成長させるとともに、同胞と取引者が安心できる確固たる経営基盤の構築に務める所存である」(朝銀青森、宮城からの事業譲受譲渡を完了し11月26日から新たなスタートを切った朝銀北東信用組合の金正中理事長) |