同胞コミュニティー東西南北
みんなの力で夢の花園へ
東京朝高ラグビー部後援会
ここに注目! |
◆今年で5年目、 応援したい人なら誰でも |
◆都予選決勝進出、 うれしい後輩の活躍 |
◆指導員発掘、 環境整備 |
94年に東京朝高ラグビー部が全国高校ラグビー大会東京都予選でベスト8入りした後、何人かのOBらで食事をしながら「黙って見てられない。応援しよう」と話し合ったのがきっかけです。9回にわたり準備会を重ね、96年に結成大会を開きました。
発足にあたってはどのような会にするのかを深く論議しました。ラグビー部を応援したい人なら誰でも参加できる会にすることをモットーに、年会費は1口3000円以上にし、世代交替を潤滑に進めるシステム作りに力を注いでいます。各期の責任者で幹事会を構成し、役員会と幹事会を1、2カ月に1度開き、意思疎通をはかっています。年に1度の総会は会員の親ぼくを深める大事な場で毎回200人ほどが集まります。 後援会の役割はラグビー部を財政、精神的に支えることですが、「部の運営には一切口出ししない」ことを鉄則とし、すべて申鉉秀監督にまかせています。 東京朝高ラグビー部は高体連の門戸開放以来、着実に力を伸ばしています。全国大会の都予選では94、95、99年はベスト8、96、97、01年はベスト4、昨年は決勝まで進みました。 夢は後援会のみんなで花園に応援にいくこと。そのためにもより多くの同胞が参加できる会にすることが課題です。生徒の技術向上も課題ですが、優秀な指導員の発掘や練習環境の整備も進めており、中学生向けのラグビースクールも開設する予定です。 私たちの活動を通じて現役の生徒たちが朝高でラグビーをする意味、何のために勝つのかという答えを汲み取ってくれればこれ以上うれしいことはありません。 76年の部結成時には、練習試合に応じる日本学校すらありませんでした。現在の公式試合への参加も約250人のラグビー部OBをはじめ多くの同胞が築き上げた歴史の上にあるということを忘れて欲しくないです。(高明栄会長) |