総聯徳島委員長、相次いで対外講演
ロータリークラブ
日本の小中学校
総聯徳島県本部の金太奎委員長が県内各所で相次いで対外講演を行った。
11月5日、鳴門市内のホテルで行われた鳴門ロータリークラブの例会では「朝鮮統一と米国」と題して講演。北南共同宣言の歴史的意義とその後の統一への動き、これを阻害する米ブッシュ政権の動向などを説明し、朝鮮の努力に対する理解と支援を呼びかけた。例会には、同市内の各業種の経営者ら45人が参加した。 また11月14日に八幡中学校の3年生42人、8日には小松島中学校の2年生252人を対象に「朝鮮と日本、そして徳島」と題して1時間半にわたり講演。朝鮮と日本、徳島の歴史と文化の関連、日本による朝鮮侵略と在日同胞の発生経緯、在日同胞に対する日本政府の差別政策とそのための課題について述べ、質疑応答も行った。 さらに10月17日には一条小学校の6年生44人を対象に「在日朝鮮人について」と題して講演。13項目にわたる児童らの疑問に答える形で話をし、質疑応答も行い理解を深めた。さらにこの日の講演内容にもとづいて児童らは11月17日、研究発表会を開き、金委員長を招待している。【徳島支局】 |