同胞の店
焼肉・ジャン
(和歌山県和歌山市)
3年間研究かさねた「つけダレ」
「安くてうまい店」として和歌山市内で定評のある「焼肉ジャン」。JR和歌山駅から車で5分の場所に位置し、開店以来11年間変わらぬ値段と味を守り続けている。
午前3時まで営業する同店の自慢は、「店じまいを済ませて深夜来店するお客さんに肉をさっぱり食べてもらいたい」と、女将の丁光子さん(48)が開店から3年間研究に研究を重ねて作り上げた秘伝の「つけダレ」。しょう油ベースであっさり仕上げたタレににんにくや自家製ヤンニョムジャンを好みで合わせると、こってりした肉のうまみが引き立つ。「『ジャン』の肉はいくら食べても胃にもたれない」と常連客の間でも評判だ。 丁さんが「どれも自信を持っておすすめする」という肉は、霜の降った牛バラ(750円)が一番人気で、ミノ(550円)は「他店では上ミノ扱い」(丁さん)するほどの一級品。さくさくした歯ごたえが病みつきになる。仕込みに手間をかけるホルモン(400円)は、口の中でとろけるほど柔らかい。 ホームページ(URL=http://www.naxnet.or.jp/~jan/、特典あり)では、12月5日からテッチャン鍋(600円)、キムチなど朝鮮料理の通信販売も始める。 「来てくれるお客さんはみんな私の家族。これからも真心こもった料理を提供したい」(丁さん)、(花) おすすめメニュー 豚トロ(500円)、キムチ(100円)、ピビンパ(450円)、サンゲタン(2000円) 営業時間 午後5時30分〜午前3時。火曜休。和歌山県和歌山市手平2丁目5―45。TEL 073・428・2928。 |