同胞コミュニティー東西南北

「美人ぞろい」13人で練習

女性同盟伊丹支部歌のサークル「コサリ」

ここに注目!

メンバーは60〜80代
第2、4土曜日の昼食後に2時間
カラオケで流行(?)の歌も
生命力強い「コサリ」のように

 女性同盟伊丹支部の歌のサークル「コサリ」(蕨=わらび)は、兵庫長寿会の中でも皆がうらやむほど美人ぞろいであかぬけたサークルです。

 メンバーは顧問たちを中心にした60代から80代までの13人。結成のきっかけは、昨年11月に行われた兵庫同胞高齢者音楽祭に出場したことです。以来、第2、第4土曜お昼の月2回、支部事務所に集まり、家庭の話や同胞、組織の話などをしながら料理を作ったり、自慢の料理を持ち寄って楽しい食事をした後、2時間みっちり歌の練習をしています。時には事務所にあるカラオケで今流行(?)の歌をうたうこともあり、「歳は取っても気持ちはいつも時代の先端を走っている」と思っています。

 サークル名は、10月に行われた2回目の音楽祭参加に際して決めました。「コサリ」と名づけたのは、せっかく名前をつけるなら全国にないものにしようと考えたためです。私たちは毎年春になるとわらび取りに行きますが、山野に自生する生命力が強いわらびのようになれればという思いを込めました。

 今年の音楽祭では、南の歌である「ホルロアリラン」を披露しました。1日も早く祖国統一を実現させようという気持ちで歌いました。

 サークルを指導している李阪生氏は、字も譜面も分からない私たちが熱心に学ぶ姿にいつも「胸を打たれます」と言います。現在は、来年の音楽祭に向け歌の選曲をしています。

 またサークル代表の金久善顧問は、「歌は健康のためにも良いし、何よりも皆が集まっていろいろな話ができることがもっと良い」と言いながら、「引き続き来年の音楽祭出場に向け練習しよう」と張り切っています。(メンバー一同)

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