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留学同が呼びかけ、国家試験などの情報交換も
横浜で医療系学生の交流会 第24回医協学術報告会(11日、横浜)の前日にあたる10日、医療系同胞学生の交流会が横浜の中華街で行われた。医療系の学生や若手同士で情報や経験を交換し、互いに刺激し合いたいとの要望を受け、留学同の鄭在夏さん(北里大学)や文鐘聲さん(大阪大学大学院)ら8人の医療系学生が呼びかけたもので、学生、若手医療人、在日朝鮮人医学協会のメンバーら約50人が参加した。 呼びかけ人を代表したあいさつした鄭在夏さんは、同胞医療専門家の「卵」である者同士、地域を越え交流を深めていこうと語った。交流会では難関の国家試験に関する情報交換や、将来の抱負などの話題に花が咲いた。 翌日の医協学術報告会では、今年5月に開かれた「第3回国内外同胞平壌医学討論会」に参加した鄭理香さん(北里大)が、平壌医科大学生との交流などについて特別報告をした。 男子―総聯大阪、女子―朝大が優勝 第30回バレーボール選手権 第30回在日本朝鮮人バレーボール選手権大会が3、4日、大阪府立体育館で行われ、男子部部門では総聯大阪が2年ぶり、女子部門では朝鮮大学校が4年連続優勝した。大会には総聯東京、愛知、大阪、兵庫、広島、福岡と朝鮮大学校、そして昨年に続き全国私立学校バレーボール選手権大会(12月)に出場する朝高選抜の各チームが出場した。 男子決勝には昨年優勝した朝鮮大学校と総聯大阪が進出。セットカウント2―0で総聯大阪が朝大を下した。3位は総聯兵庫。 一方、女子決勝に進出したのは朝鮮大学校と朝高選抜。1996年に関東大学バレーボール連盟加盟後、着実に実力をつけ、来年度からは4部(13部からスタート)に昇格する朝大が2―1で朝高選抜を下した。3位は総聯広島。【バレーボール協会】 結実ない会談、南側に責任 閣僚級会談 北側代表団声明 閣僚級会談北側代表団は14日、第6回会談が何の成果もなく終了したことについて金剛山で声明を発表した。(社会欄に全文) その中で、「わが方代表団は忍耐と雅量を持って会談の障害を打開し、立派な結実をもたらすために誠意の限りを尽くした」と指摘。 しかし、南側代表団首席代表が「会談で発表することになる共同報道文と関連して、双方の実務者が合意していた内容まで一瞬のうちにひっくり返す行為を公然と働いた」ため、「結局、結実のない会談になってしまった」と明らかにした。 そして、「閣僚級会談の展望を暗たんたるものにした全責任は南側の不誠意と、甚だしくは南側首席代表の専横と不純な態度にある」と指摘。南側に対し「全責任を負って民族の前に謝罪すべき」だと強調した。 また、15日の朝鮮中央通信は会談の詳報を発表し、今会談で取った南側の不誠実な対応について具体的に言及した。(朝鮮通信) ドイツが牛肉6000トン、洪総理「深い謝意」 ドイツ政府が協力物資として提供した冷凍牛肉6000トンの寄贈式が13日、南浦港で行われ、朝鮮水害対策委員会の李容錫副委員長ら関係部門活動家、ウェルナー駐朝ドイツ臨時代理大使と大使館員、訪朝中のドイツ技術協会代表団(団長=ブルク顧問)メンバーらが参加した。 式では演説が行われた後、文書が交換された。 また洪成南総理は13日、ドイツのシュレーダー首相に書簡を送り、「ドイツ政府と人民が人道主義理念から大量の冷凍牛肉を協力物資として提供してくれたことに深い謝意」を表明した。(朝鮮通信) 朝鮮国連代表、離任に際し事務総長訪問 13日の平壌放送によると、李衝哲・朝鮮国連駐在常任代表が6日、離任のあいさつのためにアナン国連事務総長を訪問した。アナン事務総長は席上、朝鮮の北と南が和解し1日も早く統一することを希望すると述べ、国連は今後も朝鮮問題に関心を向けて協力すると表明した。(朝鮮通信) ニュージーランド、デンマーク大使が着任 13日、ニュージーランドのファーガソン、デンマークのポールセン各駐朝新任大使が平壌に着任した。両大使はそれぞれ14日と15日、金永南・最高人民会議常任委員会委員長に信任状を提出し、白南淳外相を表敬訪問した。(朝鮮通信) インドネシア国会、タイ貿易代表団訪朝 インドネシア国会代表団(団長=タンジュン議長)、タイ政府貿易代表団(団長=チェヤサン首相室貿易代表)が13日、それぞれ訪朝した。 同日夕、朝鮮最高人民会議がインドネシア代表団のために宴会を開き崔泰福、タンジュン議長らと関係者が参加した。演説したタンジュン議長は「両国の友好関係はスカルノ元大統領と金日成主席、金正日総書記によって築かれた強固な土台を抜きにしては考えられない」「インドネシア人民は北南共同宣言の実現のための朝鮮人民の努力に全面的な支持を送っている」と述べた。また14日、朝鮮最高人民会議代表団とインドネシア代表団との会談が万寿台議事堂で行われた。(朝鮮通信) |