朝信協、長時間にわたり強制捜査

「民族差別」と強い怒り


 兵庫県警と神戸地検は朝信協に対し、9時過ぎから19時半まで捜査を行い、朝銀ファイナンス新宿営業所に対しても9時過ぎから13時半まで捜査を行い、段ボール6個分の書類を押収していった。

 不当な強制捜査に対し駆けつけた同胞組合員、そして朝信協職員らは、朝銀近畿の検査忌避を口実にした暴挙に対し「なぜ朝信協まで捜査する必要があるのか」「不当、民族差別だ」と憤激しながら強く抗議した。

 とくに今月26日に朝銀北東、中部、西の事業譲受・譲渡が行われるなど、新しい民族金融機関の再編成作業が追い込みの段階に来ている時期に行われた強制捜査についてある組合員は、「同胞と民族金融機関の間にくさびを打ち込もうとする政治的な弾圧だ」と怒りをあらわにしていた。

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