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民族金融機関再生へ予備審査を申請
「ハナ信組」設立発起人会 「ハナ信用組合」設立発起人会の朴忠佑代表らは12日、新しい民族金融機関の設立認可を受けるための予備審査を関東財務局に申請した。 1999年5月に破たんした朝銀東京、千葉、長野、新潟と今年8月に破たんした朝銀関東の受け皿機関として今年夏から準備してきたものだ。 同財務局に提出した事業計画書によると、同信組は関東信越地方を営業区域とし、朝銀東京、千葉、長野、新潟、関東の5信組から1960億円の預金、1280億円の貸出金を引き継ぐ。自己資本比率は6.8%に達する見込み。次年度には15億5000万円の業務純益を達成する方針だ。 関東信越地域の同胞商工人らが民族金融機関を再生するとの信念を持って設立準備に力を注いだ結果、出資金目標額の50%以上を達成し、予備審査を申請するに至った。今後、当局の審査を経て正式認可を受けた後、年内に設立総会を開き、来年3月に営業を開始する予定だ。 同胞学父母、日本市民ら800人参加 第6回朝・日文化交流「ミレフェスティバル」 朝鮮学校を支援する新潟県民の会、新潟朝鮮初中級学校オモニ会の共催による第6回朝・日文化交流「ミレフェスティバル」が10月27日、同校運動場で開催され、800人を超える同胞学父母と日本市民らが参加した。 1部では、朝鮮学校の生徒たちが朝鮮舞踊を披露し、日本学校の生徒たちが太鼓や楽器を演奏した。2部では綱引きや腕相撲、北関東朝鮮歌舞団の公演が行われた。また、抽選会とバザーも行われた。参加者らは焼肉を食べながら交流を深めた。 26日に総聯故郷訪問団出発 第6次、5泊6日の日程 今年4回目の第6次総聯同胞故郷訪問団が今月26日から12月1日まで、5泊6日の日程で南朝鮮の故郷を訪れる。在日本朝鮮人体育連合会の金露顕会長を団長に、73人(随行員7人、記者2人を含む)で構成され、東日本地方(成田空港)、西日本地方(関西空港)に分かれて26日にそれぞれ出発。仁川空港で合流し27日から3泊4日の予定で故郷を訪れる。 66年ぶりに慶尚南道昌原郡を訪れ、兄弟と再会することになる東京都渋谷区在住の朴南痒さん(81歳・渋世支部顧問)は、「感慨無量だ。これまで総聯の愛国運動を共に行ってきた友人の中には、亡くなった人たちも多い。今回の訪問は、これまでの活動が正しかったということの証しとなる」と語る。 また、59年ぶりに全羅南道寶城郡で兄と再会する山口県下関市の安寛淳さん(77歳、山口県教育会顧問)は、「子供の頃、故郷では校門の前にも行けなかった私が、総聯組織のおかげで教員にもなれた。末っ子の私の顔を見るまでは死ねないといっていたオモニの墓で、胸をはって報告をしたい」と述べていた。 行動計画履行に努力 FAO総会で朝鮮代表 国連食糧農業機関(FAO)第31回総会で朝鮮代表団長の金蒼植農業相が5日、演説し、朝鮮政府はFAO加盟諸国との連携をより緊密にし、世界食糧サミットの行動計画を履行するため積極的に努力していくと表明しながら、次のように指摘した。 食糧問題の解決をめざす朝鮮人民のたたかいは、FAOなど各国際機構の協力によっていっそう活発化している。この2年間、FAOは毎年、同機関の早期警報代表団を朝鮮に派遣して相次ぐ自然災害の状況と食糧状況を了解し、国際社会に通報して国際的な食糧協力の実現に寄与してくれた。また2毛作に必要な大量の肥料を提供し、食糧安全特別計画と技術協力計画を通じて定期的な協力を実現、朝鮮の農業発展を支援してくれている。 世界の食糧農業状況を改善させる上で、FAOの機能と役割は非常に重要である。(朝鮮通信) 愛国崔種楽被服工場に「26号模範機台工場栄誉賞」 愛国崔種楽(在日同胞商工人)被服工場に「26号模範機台工場栄誉賞」が贈られ、その授与式が6日行われた。式では同工場に栄誉賞と表彰状、旗が、また模範となった活動家、従業員にも勲章とメダルが授与された。同工場は「26号旋盤を見習う忠誠の模範機台創造運動」を繰り広げ、人民経済計画を遂行したことが評価された。 |