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第2回兵庫同胞高齢者音楽会

歌と踊りでより健康に

 第2回兵庫同胞高齢者音楽会が10月27日、神戸市の兵庫朝鮮会館講堂で行われ、李文伊・総聯兵庫県本部委員長、李大煕・兵庫県同胞長寿会会長をはじめ県下15の長寿会の会員ら150人が集まった。同長寿会と同胞福祉問題協議会の共催。

 音楽会では神戸朝鮮初中級学校幼稚班園児らの特別公演が行われた後、各長寿会の代表が合唱と独唱を上演。出演者らは「われらの国」「ホルロアリラン」「トラジ」「われらの誇り限りない」などそれぞれの18番を披露。若者顔負けの歌声に場内からは拍手かっ采がわき起こっていた。

 続けて兵庫朝鮮歌舞団の民謡メドレーに合わせて会場のいたる所でオッケチュムが繰り広げられた。昨年に続き独唱を披露した東神戸長寿会の朴命守さん(70)は、「緊張したけど思い切り歌うことができて気持ちよかった。今後もこのような場を作って欲しい」と語っていた。

第5回朝・日サッカー大会

静岡・中部青商会主催

 静岡県中部地域青商会主催の第5回朝・日親善サッカー大会が10月21日、日本平スタジアムで行われた。学生と一般の部に分かれて4試合が行われ、選手、その家族ら230人が参加した。結果は2勝2敗の引き分け。勝者は青商会会員中心の30、40代と静岡初級チーム。20代の朝青と静岡中級チームは惜しくも敗れた。

 大会は@青商会会員を中心に30、40代が集う場を提供することで青商会活動を活性化させA会の活動理念の一つである「子どもたちのために」を実践しウリハッキョ生徒にサッカーを楽しむ場を与えB朝・日友好の輪をさらに広げる――ことを目的に開催。中部地域青商会の金★(人偏に光)秀会長は「今後も地域同胞青年サッカー愛好家が一堂に集う場、ウリハッキョ生徒が活躍できる場としていきたい」と語っていた。試合後、静岡初中・運動場でバーベキューパーティーが催された。

千葉初中教育交流会

県議、教師ら約50人参加

 千葉朝鮮初中級学校で教育交流会(公開授業)が10月25日行われ、小川洋雄県議会日朝議連会長、栗山栄子朝鮮学校を支援する千葉県自治体女性議員の会会長ら県議、小中学校、高校教師ら約50人が参加。初級部国語、日本語や中級部英語、社会などの授業を参観。歓迎公演、文剛校長の講演後、焼肉パーティーで相互理解を深めた。

 小川会長は「自国の言葉や文化・歴史を習うのは当然。処遇面での差別解消のために善処、努力すべきことを痛感した」。栗山会長も「朝鮮学校に対する助成金は余りにも低い。少なくとも私立学校並を保障すべきで、実現できるよう頑張りたい」と語った。

 また教師たちは「生き生きと積極的に授業を受けている姿に感激」「どのクラスも笑顔で熱心に学んでいた。日本の子供にも見習わせたい」との感想を口にしていた。(千葉初中)

朝鮮外務省代弁人、米宗教報告書を非難

 朝鮮外務省スポークスマンは10月30日、米国が「国際宗教自由に関する年次報告書」で朝鮮などが同国の「宗教自由法」に抵触すると指摘したことについて朝鮮中央通信社記者の質問に答え、「朝鮮戦争時にわが国の宗教施設を破壊し、宗教人を殺害した蛮行を認めて謝罪すべきだ」と強調。米国内のイスラム教徒に対する迫害、アフガニスタンで罪のない同教徒が爆撃によって生命を奪われている事実に言及。「米国は宗教問題で、他国に訓示する状況にない」と指摘した。(朝鮮通信)

行動調整の強化を

ロシア大使が強調

 金正日総書記のロシア訪問と関連し、カルロフ駐朝大使が10月29日、大使館で宴会を催し洪成南総理、金鎰武l民武力部長、延亨黙国防委員会委員らが招かれた。カルロフ大使が演説し、「複雑な情勢は国際舞台でのロ朝の行動調整強化を求めている」「(経済貿易の)最大の計画は朝鮮の鉄道をシベリア横断鉄道と連結する交通路を創設すること」だと強調した。(朝鮮通信)

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