わが家の定番
冬にぴったり珍珍鍋
大葉・梅ダレでさっぱり
おもしろい名前が印象的な「珍珍鍋」は、以前に知人の勧めで初めて食べてみて、とてもおいしかったのを覚えています。試しに自宅で作ってみたところ、家族に大好評で、今や一家そろって食卓を囲む際の定番メニューになりました。地元の女性同盟大阪・生野南支部のオモニたちが集まった時にも、よく作りますよ。野菜もたっぷりで栄養も満点。これから本格的な冬を迎えることですし、これを食べれば体の芯から温まりますよ。東大阪市に住む息子夫婦の間に生まれた孫も、もう3ヵ月を迎え、今がかわいい盛り。たくさん食べて栄養をつけて、立派な男の子にすくすく育ってほしいですね。(大阪市生野区の趙信子さん、57歳)
【材料】(4人分) 豚肉300グラム、鶏モモ肉2枚、ブリのアラ4切れ、エビ4尾、ハマグリ10個、白菜、シイタケ、エノキダケ、モヤシ、菊菜、山の芋、豆腐を各適量、カツオブシ(ダシ用) 【作り方】 @鍋でカツオだしを取り、薄口しょう油とみりんを加え煮立てるA肉・野菜類を鍋に入れ煮込むBあらかじめすっておいた山の芋を加え、煮る 【ワンポイントアドバイス】 ダシはカツオブシで取りますが、コンブでも構いません。肉と野菜が煮えた後に加える「山の芋」は、細長い山芋と違いジャガイモのような形をしており、これが風味を増す味噌の役割をします。食べる際には、大葉と梅干しを手でちぎっておいたものを用意してください。取り皿にスープを入れ、大葉と梅干しを混ぜた「タレ」につけて食べます。最後に、残ったスープに生ラーメンを入れて食べるとおいしいですよ。 |