ニュースPICK−UP


これからも母校盛り立てよう

北海道初中高創立40周年記念公園と同窓会 1000余人が参加

 北海道朝鮮初中高級学校創立40周年記念行事と同窓会が13日に行われ、総聯中央の許宗萬責任副議長、「益柱教育局長、総聯北海道本部の朴鐘民委員長、同校の崔寅泰校長、同窓会実行委員会の朴昌玉委員長、同胞学父母、卒業生らあわせて1000余人が参加した。同校体育館で行われた全校児童、生徒による公演「ともに歩んだ40年、ともに切り開く新世紀」では、初級部低学年の踊り「楽しい体育の時間」、中級部男子によるチャンダンとタルチュム(朝鮮のお面の踊り)「ウリ チャンダンが一番」、高級部男女が出演した農楽舞踊「民族の誇り、代を継いで」などが披露され、観客の好評を博した。続いて行われた大合唱では160余人の地元同胞が舞台に上り、民族心を培ってくれた母校をこれからも盛り立てていくことを誓いながら「われらの誇り限りない」など2曲を熱唱した。東京都在住の全愛蓮さん(47、中級部第7期卒業生)は、「同胞社会を取り巻く環境はいろいろと厳しいが、子どもたちがとても明るく、一生懸命歌い、踊る姿に励まされた」と感想を述べた。

 同日夜、市内のホテルで行われた同窓会には全国から600余人の卒業生が参加した。

武力貢献より朝鮮と国交を

「アジアの平和と女性の役割」実行委らアピール

 1991年から北南朝鮮の女性交流を取り持つ役割を果たしてきた「アジアの平和と女性の役割」実行委員会の呼びかけ人一同は16日、テロに対する報復として米国がアフガニスタン攻撃を行っていることと関連し、日本政府が平和への努力、紛争の根本原因である貧困や民族紛争などを解決するための努力をするよう求めるとともに、日本が過去の歴史の反省に立ち、日本の軍事力強化を警戒する近隣諸国との信頼関係の構築を図るべきであり、とくに朝鮮との国交正常化を急ぐべきだとするアピールを発表した。呼びかけ人には、青木恵子日本YWCA会長、江尻美穂子・津田塾大名誉教授、土井たか子・社民党党首、三木睦子・アジア夫人友好会会長、大鷹淑子元参院議員、清水澄子前参院議員・朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会代表ら10人が名を連ねている。

 このうち、清水、三木氏らに高橋紀世子参院議員を加えた代表一行は17日、上野公成内閣官房副長官に会い、小泉純一郎首相、福田康夫内閣官房長官あてにアピール文と同趣旨の要望書を提出した後、記者会見した。

各会談、金剛山開催を

閣僚級会談北側団長

 金★(月偏に令)星(キムリョンソン)北南閣僚級会談北側団長は18日、金剛山で19日に当局会談が行なえなくなったことについて、洪淳瑛南側首席代表に次のような電話通知文を送った。

 わが方は、貴方が最近、外部で生じたことを理由に合意の履行に障害を作り出している重大性を指摘し、収拾措置を早急に講じるよう求めた。離散家族・親せき訪問団とテコンドー師範団のソウル派遣を控え、「北韓軍の動向について対策を論議」し、「非常警戒措置」を取ったこと自体、6.15共同宣言の精神と第5回閣僚級会談の合意に反する。これは同族を依然、主敵として扱っていることの表れだ。

 貴方がわれわれの要求に呼応するなら、いつでも離散家族・親せき訪問団とテコンドー師範団を交換する用意がある。また、対話を進展させようとする立場から、金剛山観光活性化会談を25日に、経済協力推進委員会第2回会議は11月5日、第6回閣僚級会談は予定通り28日にいずれも金剛山で開くことを提議する。(朝鮮通信)

金委員長、国際連絡委書記長と会見

 最高人民会議常任委員会の金永南委員長は17日、万寿台議事堂で朝鮮の統一と平和のための国際連絡委員会のデュプル書記長と会見。同書記長は北南共同宣言実現のための連帯運動を積極的に展開していくと述べ、宣言実現の重要な問題は、南の米軍を撤退させることだと指摘した。また同委員長は13日、ウォルドギオルギス・エチオピア新大統領に祝電を送った。(朝鮮通信)

朝鮮赤十字55周年友好交歓会開く

 朝鮮赤十字会創立55周年に際し、赤十字中央委員会は18日、友好交歓会を催し、張在彦委員長、崔昌植保健次官、そして国際赤十字社・赤新月社連盟協力代表団長と団員、赤十字国際委員会東地域代表部、駐朝国連・非政府機構代表とメンバー、スウェーデン、ドイツ外交代表が招かれた。(朝鮮通信)

日本語版TOPページ

 

会談の関連記事