みんなでチャレンジ!フラワーデザイン(5)

花は一流の社交家

食卓の花

とうがらし、枝蔓、リュウカテンドロ、トルコ桔梗、アレカヤシ、ピンクッション、ドラセナ、ゴットマミー、ワックスフラワー、オンシジュム


 今回は食卓を飾るフラワーデザイン。

 「花は食卓を優雅にし、食事をより楽しいものにしてくれます。食卓に花を飾るのは西洋から始まりました。西洋ではお料理が1品ずつ出てくるので、テーブルの真ん中に鮮やかな花を飾ることが多いです。しかし色彩豊かな料理がテーブルいっぱいに並べられる朝鮮料理などの場合には、妨げにならない花の色、大きさ、などの折り合いがとても大事です。その他2、3気をつけたいことは香りが強すぎないこと、花粉が飛ばないことなどです。百合、ユーカリなどは要注意ですね」

 素敵なアイデアを提供してもらった。家にたくさんの客をもてなす時、難しいのが席順。歳の差もなく、上座に座ってもらう客をとくに指定できないような時は、頭を悩ます。そういう時は玄関で客を迎えた時、花を1輪選んでもらい、あらかじめ置いておいた、箸おきの横にある花と同じところに座ってもらう。これなら公平に席が定まるし、おしゃれだ。

 ほかには小さな花束を席ごとに生けておいて、帰りにお土産にもって帰ってもらうなど、客をもてなすのに花は大活躍する。

 「こうしてみると花は一流の社交家ですね。たくさんのお花を生けなくとも、ケーキの横に1輪添えるだけでも気分が違ってきますよ」
  (次は「プレゼントの花」、11月第2金曜日掲載)

食卓のフラワーデザイン

@中心になる花(20センチを3本、15センチを2本)を差す。上、左右に長い花、前後に短い花を差す。上からみたら菱形になるようにする。
A菱形をアウトラインにしてそこからはみ出さないように、グリーンの葉をオアシスが見えなくなるように差していく。
B残った花を生ける(これもアウトラインからはみださないように)。
C完成品。(使っている花―バラ、ワックスフラワー、ドラセナ)

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