同胞コミュニティー東西南北

21日にチャリティーマーケット

東京第9初級・アボジ会、オモニ会

ここに注目!

地域に根差し
モットーは「喜楽」
みんなで一緒に

 地域の日本市民、日本学校の児童生徒とのきずなを大切にしようと毎年秋に開いているチャリティーマーケットも今回で6回目になります。アボジ会、オモニ会、教育会を中心に中杉、新宿、練馬、西東京東部地域同胞が一体となって行う一大イベントです。

 地域住民にもっとウリハッキョのことを知ってもらい、ハッキョを地域ぐるみで守って行こうというのが始まりです。年々参加者も増え、最近では、地域住民からいつ開くのかという問い合わせが殺到するほど。すっかり地域で市民権を得たと言っていいでしょう。収益金の一部は地域の社会福祉事業にも寄付しています。

 このイベントの中心となっているオモニ会は40年の歴史を持っています。ウリハッキョでは長い間、オモニたちが有形無形の支援をして来ました。先輩オモニたちの努力と実績が伝統化され、現在に受け継がれています。

 一方のアボジ会は6年前、学校の運営にアボジたちも協力してオリニ(子ども)たちによりよい教育環境を整えようと結成されました。主な活動は、アボジ同士の交流、アボジとオリニたちとの交流、地域社会との交流、教育フォーラムの開催――の4つです。アボジ会のモットーは「喜楽」。学校のため、オリニたちのためとなるとどうしても財政的な負担や時間的な拘束を避けられませんが、同じ苦労なら肩肘張らずに喜(喜んで)楽(楽しく)にやろうというのがアボジたちの考えです。

 ここ数年のアボジ会とオモニ会の活動で最も大切なことは、アボジたちとオモニたちが一緒になって学校問題に取り組み、解決していくようになったことです。また中杉、新宿、練馬、西東京東部地域の同胞たちがウリハッキョを中心に結束したことです。

 これからももっと広く、もっと深く、朝鮮学校のことを日本の人々に理解してもらい、同胞と地域住民が一丸となってウリハッキョを守っていきます。21日のチャリティーマーケットには、みなさんぜひ足を運んでみてください。(アボジ会、オモニ会一同)

日本語版TOPページ

 

会談の関連記事