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霧島山へ、悪条件下4つの山制覇

九州・中四国登山の集い

 第7回在日同胞九州・中四国地方「霧島山」大登山の集いが7〜8日に行われ、50余人が参加した。

 初日は温泉につかった後、旅館で宴会が催され、参加者全員が紹介された。翌日は午前5時に起床。6時に高千穂河原登山口をスタートし、6時間にわたって中岳、新燃岳、獅子戸岳、韓国岳の4つの山を制覇した。雨と強風で3メートル先も見えない悪条件だったが、助け合いながら進んだ。下山後、記念写真を撮り、再び温泉に入って体を休めた。

 参加者らは「良い思い出ができた」「また参加したい」などと感想を語っていた。
【九州同胞登山協会】

民族文化守ろう

中等教育55周年群馬同胞芸術祭典

 在日朝鮮人中等教育実施55周年を記念する「群馬同胞文化芸術祭典2001」が8日、群馬県民会館で行われ、370人の同胞が出演し盛況を博した。群馬では4年前、同胞たちが民族文化活動を進めるための群馬芸術協会(゙俊煥会長)が結成され、毎年秋に300人規模の文化公演が開かれてきた。今までは同胞のみの出演だったが、今年は中等教育55周年を記念して群馬朝鮮初中級学校の生徒も出演、1部で舞踊「月見」、マジックショー「ああ!  びっくりした」、重奏「故郷の家のさくらんぼの木」などを披露した。

 2部では同胞たちが出演するチャンダンノリ(東毛支部)、「サダンチュム」(朝青舞踊部)、女性重唱「お前たちのかばんの中に」などが上演された。出演者は歌、チャンゴ、舞踊、農楽など各支部の文化サークルメンバー。民族文化を守り、発展させようと強く訴えていた。

外交設定53周年駐朝ロシア大使館で宴会

 朝鮮とロシア連邦間の外交設定53周年に際し11日、平壌のロシア大使館で宴会が開かれ白南淳外相らが招かれた。

 宴会では、カルロフ大使と白南淳外相がそれぞれ演説した。その中でカルロフ大使は、「両国首脳のモスクワでの合意は、平等と互恵の原則に基づいた効果的な協力と国際舞台での密接な共同行動を調節する土台になる」と指摘。そして「朝鮮の統一は外勢の干渉なく朝鮮人民の力によって平和的に実現されなければならない」と強調した。

 また12日、清津駐在ロシア総領事館でも宴会が行われた。(朝鮮通信)

平壌で駐朝英国大使館員と友好の集い

 駐朝英国大使館員との友好の集いが11日、平壌刺しゅう研究所で行われ、英国人民との友好のための朝鮮委員会メンバーと同研究所従業員が参加。ジェームズ・エドワード・ホー臨時代理大使と大使館員らが招かれた。ホー臨時代理大使らは各創作室を見て回った後、歓談。芸術小品公演を観賞して友好を温めた。(朝鮮通信)

大同江ビール工場建設が最終段階に

 平壌6日発朝鮮中央通信によると、東平壌地域に建設中の大同江ビール工場が仕上げ段階に入った。生産工程はコンピュータ、オートメ化され瓶、缶ビールが生産される。また同工場の建設に伴い、平壌市内に200余の飲料店も新設される。(朝鮮通信)

早期国交の実現を

日朝農業交流日本協会が設立

 日朝農業交流日本協会の設立総会が13日、東京・アルカディア市ヶ谷で開かれ、日本作詞協会監事の茜まさお氏、日朝友好連帯日本会議議長の和田静夫氏ら発起人が参加。総聯中央の韓正治国際局長が招かれた。

 同会は、85年から活動してきた日朝農業農民友好交流協会を継承したもので、農業分野での調査、研究、技術交流などを通じ国交正常化早期実現に寄与していくことを目的にしている。

 総会では吉田正雄氏を会長に選出した。

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