岡山焼肉協議会、狂牛病問題で要請

県議会、緊急融資制度設置


狂牛病問題で焼肉業者が深刻な風評被害を受けていることと関連し、岡山焼肉協議会では5日、県議会を訪ね、議会を通じて県当局が緊急に対策を講じるよう要請した。議会与党の公明党県本部幹事長である山田総一郎議員が対応した。

 辛会長は席上、風評被害は腸管出血性大腸菌O-157問題の時以上に深刻で、焼肉業者が赤字続きの経営を強いられている現状について説明しながら、政府と県による「安全宣言」と風評被害の根本解決、焼肉業者への救済制度の適用を求めた。

 山田議員は、緊急対策の一環として、資金などで困難が生じた中小業者のための緊急融資制度を設けたと語った。一行は要請後、県が中小企業総合指導センターに設置した狂牛病風評被害のための緊急融資制度相談窓口に出向き、制度のあらましと手続きについて話を聞いた。

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