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福島初中30周年、神奈川中高50周年

盛大に創立記念行事

 福島朝鮮初中級学校創立30周年を記念する集いが7日、同校体育館で行われ、総聯中央の徐萬述議長、総聯福島県本部の鄭治宣委員長、実行委員会の黄英鉄委員長(教育会会長)、金政洙校長、同胞学父母、卒業生ら400余人が参加。集いでは徐議長があいさつし、創立30周年に際して、寄宿舎と校舎の一大補修工事を成し遂げたことは同胞学父母らが愛国心の表れだと述べた。2部では生徒たちによる記念公演、3部では祝賀宴が行われた。一方同日夕、郡山ビューホテルで連合同窓会発足の集いが行われ、1期生の張聖昊氏が会長に選出された。

 また、神奈川朝鮮中高級学校(現初中高)創立50周年記念フェスタが7日、同校運動場で行われ、総聯中央の許宗萬責任副議長、権淳徽副議長兼教育会中央会長、「益柱教育局長、総聯神奈川県本部の李漢洙委員長、禹載星校長、実行委員会の金英男委員長、同胞学父母、卒業生ら3500余人が参加した。

 記念式典の後、同胞生徒や県下の朝鮮学校生徒、卒業生、朝青員、日本学校および中国学校の生徒たちによる記念公演、大抽選会などが催された。

朝鮮外務省、「報復の悪循環」懸念

米軍の軍事攻撃開始

 朝鮮外務省スポークスマンは、米国が大規模テロ攻撃に対する軍事的報復作戦を開始したことで9日、朝鮮中央通信記者の質問に次のように答えた。

 対米テロ攻撃事件以来、「軍事的報復」を宣布しその準備をあらゆる面から急いできた米国はついに8日、対アフガニスタン軍事攻撃を開始した。このため世界は、今一つの戦争に直面するようになった。

 すでに宣明したように、あらゆる形のテロとそれに対するいかなる支援にも反対するのは、わが朝鮮の原則的な立場であり、よってわれわれは終始一貫、テロに反対してきた。

 われわれがテロに反対するのは世界の平和と安定を図り、国と民族の自主権、人民の生命と財産を守るためである。

 テロとの闘争方法もあくまでこうした目的に合致すべきであり、それに反して罪のない住民が殺されたり、地域の情勢と安定を破壊する武力行使や戦争の方法はいかなる場合にも正当化されない。

 われわれは、米国の今回の行動が世界を戦争の惨禍に陥れかねないテロと報復の悪循環を招くことになってはならないと思う。

 これまで、われわれがテロに反対して自らなすべきことをすべて果たしてきたにもかかわらず、米国は今もなお、途方もなくわが国を依然として「テロ支援国」リストに載せ、敵視政策を追求している。

 こうした状況でわれわれは、むしろ今回の事態発展に警戒心をもって臨んでいる。

 われわれは誰が何と言おうと、自ら選んだ道に従って国の防衛力を全面的に固めてきたことに当然の自負心を抱いている。

 われわれは、いかなる場合にも対処できる万端の態勢を整え、事態の発展を綿密に注視するであろう。(朝鮮通信)

今後も積極的に推進

金剛山観光第1回当局会談

 第5回北南閣僚級会談の合意に従い、金剛山観光活性化のための第1回北南当局会談が4〜5日、金剛山で行われた。

 会談で双方は、民族の名山、金剛山観光事業のためにこの3年間、朝鮮アジア太平洋平和委員会と南の現代峨山側が多大の努力を傾けてきたことを評価し、金剛山観光事業が民族の和解と協力を図ることに大いに寄与し、現在の北南関係の象徴になるとのことで意見の一致を見た。

 双方は、金剛山観光の開始以来、金剛山観光と関連した当局間の会談が行われたことについて肯定的に評価し、同事業を積極的に推進するための双方の立場と提案について真しな協議を行った。

 双方は今後も、金剛山観光事業を積極的に推進する対策を討議し続けることにした。次回会談は19日に行われる。(朝鮮通信)

石原妄言厳しく批判

労働新聞、民主朝鮮

 9日付の平壌各紙は、石原東京都知事が根拠もない嘘を言って朝鮮を中傷していることについて署名入りの記事を掲載した。

 労働新聞は、石原都知事が「日本人ら致」と「北朝鮮脅威」に触れて吐いた妄言は、過去の植民地帝国を復活させるために躍起になっている日本の国粋主義者、軍国主義好戦勢力の陰険な下心を代弁したものであると指摘。日本人民の中に対朝鮮敵視感情と再侵略熱をあおる重大な発言であると批判した。また民主朝鮮は、無分別で悪らつな妄言によってどんな代価を払うことになるかを、熟考すべきだと指摘した。

金永南委員長、プーチン大統領に慰問電

 最高人民会議常任委員会の金永南委員長は5日、ロシアでの旅客機墜落事故で多大の人命被害が出たことでプーチン大統領に慰問電を送り、「大統領と大統領を通じてロシア政府と人民、被害者の遺族に深い哀悼の意」を表明した。(朝鮮通信)

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